宮古島の美しい景色をドローンで空撮すると、息をのむほど美しい写真や動画が撮れます。
ドローンは上空から写真や動画を撮影できる魅力的なツールですが、使用場所に不安を感じる人もいるでしょう。
いくつかの制限がありますが、宮古島でもドローン撮影は可能です。
また、空撮ツアーにも参加できますし、宮古島滞在中にスクールでドローンの資格取得も目指せます。
この記事では、宮古島でドローンを楽しむために知っておきたいポイントを紹介します。
宮古島でのドローン空撮について
ドローンは、カメラを搭載した小型無人航空機で、娯楽や産業など様々なシーンで使用されています。
ドローンでは、カメラを通して写真や動画を撮影したり、リアルタイムの映像を見ることができます。
宮古島の美しい海や自然を上空から眺めたり、自分たちの姿を上空から撮影したいときにはドローンが役立ちます。
宮古島では、日本の国内ルールに従ってドローンの飛行・撮影が可能です。
宮古島でドローン空撮をする魅力
宮古島でドローン空撮をすると、他の方法では撮影できない魅力的な写真や動画を撮れます。
ここでは具体的に宮古島でのドローン空撮の魅力をお伝えします。
雄大な景色を撮影できる
ドローンは最大150mの上空から撮影が可能なので、遥か上空から宮古島や周辺の海を一望できるのが魅力です。
自然に溶け込んでいる自分の姿をドローンで撮影し、思い出の一枚を残せます。
人が近づけない場所から写真を撮影できる
ドローンを使えば、人が近づけない場所からも写真を撮影できます。
例えば、ビーチで海の向こうから宮古島をバックにして撮影したいと思っても人力では難しいでしょう。
ドローンを使えば海の上からのアングルで撮影が可能になります。
足場がなくて人が近づけないところからも写真を撮れるので、宮古島の壮大な自然を存分に撮影できます。
宮古島でドローン空撮をするときの注意点
宮古島でドローンを使って撮影するときには、どのような注意点があるのでしょうか。
ここでは、ドローン空撮の注意点を確認しておきましょう。
観光目的では基本的に許可が下りない
ドローンは、どこでも自由に飛行できるわけではありません。
完全に飛行が禁止されている場所や、許可を得なければ飛行できない場所もあります。
例えば、以下の場所では許可を得なければドローンを飛ばせません。
- 150m以上の上空
- 人口集中地区
- 私有地
- 空港周辺
- 条例や管理者によって禁止されている区域
基本的にドローンの許可は、必要性がなければ下りません。
観光目的で撮影したいというくらいでは、許可されないのが一般的です。
ルールを守って飛行・撮影する
ドローンを飛ばすときには、ルールを遵守することが大切です。
ドローンには以下のような場合に、飛行してはならないというルールがあります。
- 人や物に30mよりも近づく場合
- 夜間飛行をする場合
- イベントのときに飛行する場合
- 目視で確認できない場所を飛行する場合
- 学校や病院などの上空
これらの規制の主な目的は、ドローンが墜落したときに被害が起こらないようにすることと、プライバシーの侵害を防ぐことです。
トラブルになると損害賠償を求められる可能性もあるので、きちんとルールを守らなければなりません。
宮古島分屯基地の周辺ではドローンを使用できない
宮古島には、防衛省が管轄する宮古島分屯基地があります。
令和3年8月6日の防衛省告示第百八十五号により、宮古島分屯基地でのドローンの飛行が制限されています。
宮古島分屯基地の上空だけでなく、周辺約200メートルの範囲内での飛行と撮影が禁止されているので注意が必要です。
ドローンを持参するのは容易ではない
宮古島で自分のドローンを使って空撮するのは簡単ではありません。
宮古島への移動手段は基本的に飛行機となりますのでドローンを持って空港に行き、現地まで運ぶのは手間がかかります。
ドローン愛好家にとっては大した苦労ではないかもしれませんが、実際に現地に持って行くと意外と大変だったという声も聞きます。
ドローンを持って行くこと自体は可能なので、運ぶ負担について考慮しておきましょう。
宮古島でおすすめのドローン体験4選
宮古島でドローンを使って撮影する際は、地元のサービスを利用するのがおすすめです。
ドローンを体験できるサービスやツアーを利用すれば、プロによるドローン空撮を体験できます。
ここからは、宮古島でおすすめのドローン体験を厳選して紹介します。
SUP×ドローン撮影
SUP(スタンドアップパドルボード)は、ドローンとの相性抜群のマリンスポーツです。
海上で大きめのサーフボードに乗り、パドル一本で海上を移動するSUPは、サーフィンやカヤック、カヌーなどと同様の体験ができます。
自分がSUPで漕いでいる様子をチェックできるため、SUPのスキルアップにも役立つ人気のドローン体験です。
シュノーケリング×ドローン撮影
宮古島では、シュノーケリングとドローン撮影を組み合わせた体験ツアーが開催されています。
シュノーケリングは海中でのアクティビティなので、ドローンによる空撮でシュノーケリングをしている様子を直接撮影することはできません。
シュノーケリングに出発する際や、シュノーケリングを楽しんだ後の様子を空中から撮影します。
ダイビングなどの他の海中マリンスポーツともドローンを組み合わせられますが、シュノーケリングは誰でも気軽に楽しめるため体験ツアーが頻繁に開催されています。
フォトツアー
宮古島にはドローンに対応しているフォトツアーがあります。
マリンスポーツに限らず、自由なタイミングで空撮をしてもらえるのがフォトツアーの特徴です。
撮影に必要な小道具や衣装なども用意してもらえるサービスもあり、宮古島旅行の貴重な写真を残したいと思っている人におすすめです。
フォトウェディング
宮古島のフォトウェディングツアーは、人気のツアープランの一つです。
プロのフォトグラファーによる一眼レフカメラでの撮影と、ドローンを組み合わせたフォトウェディングはきっと忘れられない体験になるでしょう。
フォトウェディングツアーでは、ドレスや装飾品、メイクなどの費用がすべて込みの料金設定になっています。
宮古島ではドローン講習もおすすめ
宮古島ではドローン講習が開催されています。
資格を取得しプロとしてドローンを使いこなしたいと考えている人は、宮古島のドローンスクールに通ってみるとよいでしょう。
ここでは、宮古島でドローンスクールに通う魅力を紹介します。
2~3日でドローンを実践的に学べるプラン
宮古島のドローンスクールでは、2~3日で実践的なスキルを習得できるプランが人気です。
宮古島の美しい海を舞台にドローンの実践操縦ができるので、きっと素晴らしい体験になります。
ドローン講習を受けながら、宮古島観光も楽しめる点も魅力です。
ドローンの国家資格が取得可能
ドローンスクールの講習では、ドローンの操縦スキルを身につけるだけでなく資格の取得も可能です。
2022年からドローンの操縦・飛行に関連する無人航空機操縦者技能証明等の制度が導入されました。
国家資格でも最短2日で資格を取得できるので、ドローンのプロになりたい人は講習を受けてみるとよいでしょう。
合宿形式でも参加可能
宮古島では、合宿形式で参加者を募集しているドローンスクールもあります。
合宿形式のドローンスクールなら、宿泊費や食費込みで申し込めてコスパもよいのでおすすめです。
宿泊先で講義を受けたり、近くで実技講習が実施されるので効率も良い方法です。
合宿形式でも講習時間外は自由行動なので、宮古島観光を楽しみながらドローンの講習を受けたい人にも適しています。
宮古島で人気のドローンスクール3選
宮古島でドローンを学ぶには、スクールのコースに申し込む必要があります。
ここでは、宮古島で人気のドローンスクールを厳選して紹介します。
ドローンスクール沖縄宮古島
ドローンスクール沖縄宮古島は、観光とライセンス取得を組み合わせたサービスを提供している人気スクールです。
二等無人航空機コース(国家資格取得コース)では、eラーニングと実技講習を組み合わせています。
国家資格の取得に必要な学科は好きな時間に受講し、現地では実技に集中して2日~3日の講習を受けられる仕組みになっています。
民間ライセンスを国家資格に切り替えるための講習も2日間で受講可能です。
また、資格取得にこだわらずに、ドローンを仕事に使う上で必要な知識を学べるアドバンスコースも用意されています。
宮古島最北端の観光スポット「新城海岸」で実技講習が行われます。
店名 | JDOドローンスクール沖縄 宮古島校 |
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住所 | 〒906-0015 沖縄県宮古島市平良久貝757−2−305 |
電話 | 080-3210-7873 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 土曜日、日曜日 |
宮古島DRONE STATION
宮古島DRONE STATIONは、JMA認定ライセンスの取得ができるJMAドローンスクールの宮古島校です。
ドローンの基礎を学べるパイロット養成コースでは、1.5日間のカリキュラムで実技も含めてドローンの操作と基本知識を習得できます。
JMA認定ライセンスを取得した後、JMAドローンスクール 宮古島会場で講習を受けて国家資格を取得することも可能です。
まずはドローンの実技を身につけたいと考える人に適したスクールです。
店名 | 宮古島DRONE STATION |
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住所 | 〒906-0012 沖縄県宮古島市平良西里623−2 |
電話 | 090-4353-0564 |
宮古島ベース
宮古島ベースは、ドローンや電動スクーターなどのサービス・ツアーを提供し、宮古島の地域振興を推進しているサービスです。
ドローンパイロット養成のためのドローンスクールを開催しており、最短3日のカリキュラムで少人数制・実技重視の講習を受けられます。
国家資格取得に必要なレベルのカリキュラムが立てられているにもかかわらず、料金が抑えられているのが魅力です。
また、「民宿ういづ」での合宿プランもあります。
国家資格や民間資格の取得はできませんが、宮古島の美しさに触れながらドローンを学べるおすすめのスクールです。
店名 | 宮古島ベース |
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住所 | 〒906-0304 沖縄県宮古島市上地295 |
電話 | 070-8521-5538 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | なし |
宮古島ではドローンと合わせてパラセーリングもおすすめ
宮古島でドローンを自分で操作し撮影するためにはトレーニングが必要なので、なかなか手を出せないこともあるでしょう。
宮古島で上空から美しい海を撮影したいなら、パラセーリングもおすすめです。
パラセーリングでは、ロープの長さによってはドローンと変わらない位の高さへと上昇します。
上空から自分の手で、写真や動画を撮影できることもパラセーリングの醍醐味です。
宮古島の美しい海を撮影したいなら、パラセーリングにもチャレンジしてみましょう。
まとめ
宮古島では法律や条例による規制やガイドラインを遵守すれば、自分でドローンを持ち込み撮影できます。
ドローンを自分で操作して撮影したいと考えている人は、宮古島のドローンスクールで実技を学べます。
ドローンを介さずに上空からの景色を撮影する方法として、パラセーリングによって上空から自分でシャッターを切る方法もあります。
宮古島の美しい景色を撮影するときはドローン空撮もよい選択肢ですが、パラセーリングで上空から眺める体験は、より臨場感があり印象深いものになるでしょう。
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