宮古島の朝ごはん！安くて美味しいモーニングが人気の食べる場所【穴場あり】在住者が徹底解説

宮古島旅行の朝、「朝ごはんはどこで食べよう？」と悩んでいませんか？ホテルの朝食も魅力的ですが、せっかくなら宮古島ならではの美味しいモーニングで、最高の1日をスタートさせたいですよね。

この記事では、宮古島に住む筆者が、観光客に人気の定番店から地元で愛される隠れた名店まで、本当に美味しい朝ごはんが食べられる場所を徹底解説します。

宮古島での朝食は、実はホテル以外にも魅力的な選択肢が豊富にあり、外で食べることで旅の満足度は格段に上がります。

市街地エリアで便利な人気カフェや沖縄料理が味わえる食堂、伊良部島や来間島で海を眺めながら楽しめる絶景モーニング、ドライブ途中に立ち寄りたい穴場のお店など、滞在エリアやその日の気分に合わせて選べるよう、在住者目線で厳選しました。

この記事を読めば、安くて美味しいお店はもちろん、おしゃれな空間で過ごせるカフェまで、あなたの旅行プランにぴったりの一軒が必ず見つかります。

ホテルの朝食との比較や予約の必要性など、旅行者が気になる疑問にもお答えするので、もう宮古島の朝ごはんで迷うことはありません。

【エリア別】宮古島の朝ごはん モーニングが人気の食べる場所

宮古島での一日の始まりは、美味しい朝ごはんから！観光客で賑わう人気店から、地元民が通う穴場まで、宮古島のモーニングは実に多彩です。

リゾートホテルでの優雅な朝食も素敵ですが、外に出て島の空気を感じながら食べる朝ごはんは格別。

この章では、宮古島を「市街地」「来間島」「伊良部島・下地島」「その他」の4つのエリアに分け、それぞれのおすすめモーニングスポットを在住者の視点から詳しくご紹介します。

あなたの旅のプランにぴったりの食べる場所がきっと見つかりますよ。

宮古島市街地エリアで食べる人気の朝ごはん10選

宮古島の中心地である市街地エリアは、朝食の選択肢が最も豊富な激戦区。

早朝から営業している食堂、おしゃれなカフェ、テイクアウト専門店など、気分に合わせて選べます。

空港やホテルからのアクセスも良く、観光のスタート地点として便利です。

ここでは、特におすすめの11店舗を厳選しました。

市街地のおすすめモーニング① くじら食堂

地元の人々にも深く愛されている「くじら食堂」は、宮古島の家庭的な温かさを感じられるお店です。

観光客向けというよりは、島の日常に溶け込んだ雰囲気で、ほっと一息つける空間が魅力。朝からしっかりエネルギーをチャージしたい方におすすめです。

モーニングの看板メニューは、沖縄の朝の定番「ポークたまご定食」。

絶妙な塩加減のポークランチョンミートと、ふんわりと焼かれた卵焼きのコンビネーションは、ご飯が何杯でも進む美味しさです。

セットで付いてくる宮古味噌を使った味噌汁も、体に優しく染み渡ります。

朝から宮古そばを食べることもでき、島の食文化を存分に味わえます。

市街地のおすすめモーニング② 菊栄食堂

創業から50年以上、地元住民の胃袋を支え続けてきた老舗「菊栄食堂」。

昔ながらの沖縄の食堂の雰囲気が漂い、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。

早朝から営業しているため、朝早くから活動したい観光客や、地元の漁師さんたちで賑わいます。

こちらでぜひ味わっていただきたいのが、カツオ出汁が効いた優しい味わいの「宮古そば」。

あっさりしながらもコク深いスープと、独特の食感の麺が絶妙に絡み合い、朝からでもぺろりと食べられます。

豆腐チャンプルーなどの定食メニューも豊富で、ボリューム満点の朝ごはんを楽しみたい方にぴったりです。

市街地のおすすめモーニング③ Cafe de M（カフェ ド エム）

「Cafe de M」は、地元で評判のベーカリーカフェ。パンの香ばしい匂いが漂う店内は、朝から多くの人で賑わいます。

イートインスペースも完備されており、焼きたてのパンと淹れたてのコーヒーで優雅なモーニングタイムを過ごせます。

種類豊富な焼きたてパンの中から好きなものを選んで、ドリンクと一緒に楽しむスタイルが人気です。

特に、外はカリッと中はもっちりとした食パンを使ったトーストセットは絶品。

テイクアウトも可能なので、ビーチで朝ごはんを楽しみたい方にもおすすめです。

市街地のおすすめモーニング④ エルドラド｜Morning Stand El Dorado

朝の散歩ついでに気軽に立ち寄れる、おしゃれなコーヒースタンド「エルドラド」。

テイクアウトがメインですが、小さなイートインスペースもあります。

こだわりのスペシャルティコーヒーと、手作りの軽食が楽しめます。

人気メニューは、アサイーやピタヤ（ドラゴンフルーツ）を使ったスムージーボウル。

フルーツたっぷりで見た目も華やか、ビタミン豊富で朝のエネルギーチャージに最適です。

自家製のグラノーラやフレッシュなフルーツがトッピングされており、ヘルシー志向の方や女性に特に人気があります。

市街地のおすすめモーニング⑤ DOUG’S COFFEE（ダグズ・コーヒー）

宮古島で本格的なコーヒーを味わいたいなら「DOUG’S COFFEE」がおすすめです。

系列の「DOUG’S BURGER」に隣接しており、洗練された空間で上質なコーヒータイムを楽しめます。

宮古空港にも店舗があり、出発前のひとときにも利用しやすいのが嬉しいポイントです。

自社で焙煎したこだわりの豆を使ったコーヒーは、香り高くすっきりとした味わい。

モーニングには、コーヒーと相性抜群のホットドッグやサンドイッチが用意されています。

特に、ジューシーなソーセージを挟んだホットドッグは、シンプルながらも満足度の高い一品です。

市街地のおすすめモーニング⑥chill宮古

「chill宮古」は、2023年にオープンした比較的新しいカフェ。

白を基調としたスタイリッシュな内装で、写真映えも抜群です。

朝から夜まで営業しており、モーニング、ランチ、カフェ、バーと様々なシーンで利用できます。

モーニングメニューは、エッグベネディクトやフレンチトーストなど、おしゃれな洋食が中心。

とろりとした卵黄がたまらないエッグベネディクトは、見た目も美しく、朝から贅沢な気分に浸れます。

開放的な空間で、ゆったりとした朝の時間を過ごしたいカップルや女性グループにおすすめです。

市街地のおすすめモーニング⑦ LB CAFE

パイナガマビーチのすぐ近くに位置する「LB CAFE」は、ロケーション抜群のカフェ。

海を感じながら、リラックスした雰囲気で朝食を楽しめます。

テラス席もあり、宮古島の心地よい風を感じながら食事をするのは最高です。

ボリューム満点のハンバーガーやサンドイッチが人気で、朝からがっつり食べたい方にぴったり。

特に、ジューシーなパティと新鮮な野菜を挟んだ「LBバーガー」は、食べ応え十分。

ドリンクメニューも豊富で、トロピカルなスムージーと一緒にいただくのがおすすめです。

市街地のおすすめモーニング⑧ カフェニュイス

「カフェニュイス」は、静かで落ち着いた雰囲気の中でモーニングを楽しみたい方に最適な場所です。

こだわりのコーヒーと手作りの食事が自慢で、地元の人々にも親しまれています。

一人でも気兼ねなく入れる、居心地の良い空間が魅力です。

モーニングセットは、厚切りのトーストにサラダ、ゆで卵、ドリンクが付いたシンプルなスタイル。

丁寧にハンドドリップで淹れられたコーヒーは、豊かな香りと深い味わいで、一日の始まりを豊かにしてくれます。

観光の喧騒から離れ、静かな朝の時間を過ごしたい時に訪れたい一軒です。

市街地のおすすめモーニング⑨ ホライズンカフェ

宮古島市役所の近くにある「ホライズンカフェ」は、手頃な価格で美味しいモーニングが食べられると評判のお店です。

アットホームな雰囲気で、観光客だけでなく地元の人々も気軽に利用しています。

楽しめるモーニングセットは、トースト、卵料理、サラダ、ドリンクが付いてコストパフォーマンス抜群。

安くて美味しい朝ごはんを探している方には、まさにうってつけの場所です。

手早く食事を済ませて、朝からアクティブに観光を楽しみたい方にもおすすめです。

市街地のおすすめモーニング⑩ 島の駅みやこ

「島の駅みやこ」は、宮古島の特産品やお土産が揃う人気の観光施設ですが、実は朝ごはんスポットとしても非常に優秀です。

施設内にはフードコートがあり、早朝から営業している店舗で様々な朝食メニューを楽しめます。

宮古そば、沖縄天ぷら、おにぎり、フレッシュジュースなど、複数の店舗から好きなものを選べるのが最大の魅力。

家族やグループで食べたいものが違っても、それぞれが満足できるのが嬉しいポイント。

地元の食材を使ったメニューも多く、宮古島の味を手軽に満喫できます。

駐車場も広いため、レンタカーでのアクセスも便利です。

来間島エリアで食べる絶景モーニング

宮古島から来間大橋を渡ってすぐの小さな離島、来間島。おしゃれなカフェや雑貨店が点在し、のんびりとした時間が流れています。

美しい海を眺めながら、あるいは緑豊かな自然に囲まれながらいただく朝ごはんは、忘れられない思い出になるでしょう。

木々が茂るジャングルに囲まれたカフェ PANIPANI

来間島を代表する人気カフェ「PANIPANI（パニパニ）」。

店名の「パニパニ」は宮古の方言で「元気いっぱい」という意味です。

その名の通り、南国の植物に囲まれた開放的な空間で、元気をもらえるような時間を過ごせます。

白い砂が敷き詰められたオープンテラスの席は、まるでプライベートビーチにいるかのような非日常感。

モーニングにおすすめなのは、ふわふわのパンにベーコンやチーズを挟んだ「ぱにぱにパンサンド」や、ドラゴンフルーツを使った鮮やかなピンク色の「ドラゴンフルーツスムージー」。

自然の中でいただく絶品モーニングは、旅の最高のスタートを切らせてくれます。

伊良部島 下地島エリアで食べる朝ごはん

伊良部大橋で宮古島と結ばれた伊良部島と、その隣の下地島。

手付かずの自然が多く残り、美しいビーチが点在するエリアです。

市街地ほどお店は多くありませんが、地元に根付いたローカルな食堂や、ドライブの途中に立ち寄りたいお店があります。

ドライブ途中に立ち寄りたい食べる場所 伊島観光サービス

伊良部島の佐良浜港近くにある「伊島観光サービス」は、観光案内所と食堂が一体となった施設です。

フェリー乗り場の名残がある建物で、どこか懐かしい雰囲気が漂います。

朝早くから営業しており、漁師さんや地元の人々に愛されています。

こちらで味わえるのは、新鮮な海の幸を使った料理。

特に朝獲れのマグロを使った「まぐろ丼」は、鮮度抜群で朝から贅沢な気分を味わえる一品です。

カツオ漁が盛んな時期には、新鮮なカツオを使った料理も楽しめます。

伊良部島ならではの朝ごはんを体験したい方におすすめです。

美味しいモーニング 國仲商店

下地島空港からほど近い場所にある「國仲商店」は、小さな商店ですが、店内で手作りのサーターアンダギーや天ぷらを販売しています。

イートインスペースはありませんが、ドライブのお供や小腹が空いた時の朝ごはんにぴったりです。

揚げたてのサーターアンダギーは、外はサクサク、中はしっとりとしていて、素朴ながらも後を引く美味しさ。

もずくの天ぷらなど、沖縄らしい惣菜も人気です。地元のおばあが作る温かい味は、旅の疲れを癒してくれます。

17ENDなどの絶景スポットへ向かう前に立ち寄るのがおすすめです。

その他のエリア（池間島 城辺など）で探す朝ごはん

宮古島の北部（池間島）や東部（城辺）は、市街地から離れているため朝食専門店の数は限られます。

しかし、その分、観光客が少ない穴場スポットや、絶景を楽しめるカフェが存在します。

ドライブを楽しみながら、お気に入りの場所を見つけるのも旅の醍醐味です。

池間島エリアのおすすめスポット

宮古島の北端に位置し、池間大橋で繋がる池間島。

エメラルドグリーンの海が広がる絶景スポットとして知られています。

このエリアで朝食を探すなら、池間大橋のたもとにある「海美来（かいみーる）」がおすすめです。

展望台を兼ねたお土産物屋さんで、2階の食堂からは池間大橋と美しい海を一望できます。

名物の紅いももちや、サザエの壺焼き、もずくの天ぷらなどを朝からテイクアウトして、絶景を眺めながら食べるのが最高です。

本格的な食事というよりは軽食が中心ですが、このロケーションは何物にも代えがたい魅力があります。

城辺エリアの穴場、木の温もりが溢れるほっと落ち着けるCafe Irayoi

宮古島の東部に広がる城辺（ぐすくべ）エリアは、サトウキビ畑が広がるのどかな風景が特徴です。

そんな城辺エリアで見つけた穴場カフェが「Cafe Irayoi（イラヨイ）」。木の温もりを大切にした手作りの空間で、ゆったりとした時間を過ごせます。

モーニングメニューでは、地元の野菜をたっぷり使ったサラダと、自家製パンのトーストセットが人気。

丁寧に淹れられたコーヒーと共にいただけば、心も体も満たされます。

観光客でごった返す場所を避け、静かに朝の時間を過ごしたい方にぴったりの隠れ家的なカフェです。

宮古島の朝ごはん事情 Q&A

宮古島での朝ごはん、どうしようか迷いますよね。

旅行のスタイルや気分によって選択肢はさまざま。ここでは、宮古島で朝の時間を最高に楽しむための、よくある質問にお答えします。

在住者だからこそ知っているリアルな情報をお届けしますので、ぜひ旅の計画の参考にしてください。

ホテルの朝食と外食どっちがおすすめ

宮古島旅行で多くの人が悩むのが「ホテルの朝食を付けるか、外で食べるか」という問題。

それぞれに魅力があるため、一概にどちらが良いとは言えません。ご自身の旅行スタイルや目的に合わせて選ぶのが一番です。

それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。

結論として、小さなお子様連れのご家族や、朝はホテルでゆっくり過ごしたいという方にはホテルの朝食がおすすめです。

一方で、アクティブに観光したい方や、現地の食文化にどっぷり浸かりたいという方には、外での朝ごはんが最高の体験になるでしょう。

旅行の日程のうち、何日かはホテル、何日かは外食、といったように組み合わせるのも賢い選択です。

コンビニやスーパーで手軽に済ませる方法

「朝早くからダイビングやツアーの予定がある」「費用を抑えたい」「ホテルの部屋で海を見ながらのんびり食べたい」そんな方には、コンビニやスーパーの活用がおすすめです。

宮古島には沖縄ならではの美味しいものがたくさんあります。

コンビニで買える宮古島の朝ごはん

宮古島にはファミリーマートやローソンなどの大手コンビニが点在しており、24時間営業でとても便利です。

観光客に特に人気なのが、沖縄限定の「ポークたまごおにぎり」。温かくてボリュームもあり、これ一つで満足できる朝ごはんです。

他にも、出汁の効いた炊き込みご飯「じゅーしぃ」のおにぎりや、沖縄そばのカップ麺、さんぴん茶なども手軽に購入できます。

イートインスペースがある店舗も多いので、その場でサッと済ませることも可能です。

スーパーで探すローカルな朝ごはん

地元の食文化に触れたいなら、スーパーマーケットが断然おすすめです。「サンエー」や「マックスバリュ」などのスーパーでは、朝からお惣菜コーナーが充実しています。

揚げたての沖縄てんぷらや、パック詰めのゆし豆腐、地元のパン屋さん「まるそうパン」のうずまきパンなどは、スーパーでしか手に入らないローカルフードです。

旬の時期にはカットされたマンゴーやパッションフルーツなどの南国フルーツも並び、ビタミン補給にぴったり。

多くのスーパーは朝9時頃から営業しているので、朝のドライブがてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

予約は必要 混雑状況は

美味しい朝ごはんで最高の1日をスタートさせたいけれど、行列に並んで時間を無駄にしたくないですよね。

ここでは、宮古島のモーニングの予約事情と混雑状況について解説します。

予約について

結論から言うと、宮古島でモーニングの時間帯に予約を受け付けているお店は非常に少ないのが現状です。

ほとんどのお店が先着順での案内となります。一部のカフェでは予約可能な場合もありますが、一般的ではありません。

もし絶対に行きたいお店がある場合は、訪問前に電話で直接問い合わせてみるのが確実です。

混雑する時期と時間帯

宮古島の朝ごはんスポットが特に混雑するのは、やはり観光のハイシーズンです。

ゴールデンウィーク、夏休み期間（7月〜9月）、年末年始は、人気店では開店前から行列ができることも珍しくありません。

時間帯としては、朝8時台までは比較的スムーズに入れるお店が多いですが、9時を過ぎると混雑が始まり、10時頃がピークになる傾向があります。

特に、絶景が楽しめるカフェやSNSで話題のお店は待ち時間を覚悟しておいた方が良いでしょう。

混雑を避けるための対策としては、以下の3つが挙げられます。

• 開店時間と同時に入店できるよう、早めにお店へ向かう
• 土日祝日を避け、平日の朝を狙う
• 市街地の中心部から少し離れた、穴場的なお店を探す

旅行中は時間に限りがあります。

貴重な時間を有効に使うためにも、時間に余裕を持ったプランニングを心がけましょう。

まとめ

今回は、宮古島在住者が厳選した、美味しい朝ごはん・モーニングが食べられる人気店をエリア別にご紹介しました。

市街地でアクセスしやすい定番のお店から、来間島や伊良部島の絶景カフェ、地元の人に愛される穴場の食堂まで、宮古島には朝から訪れたい魅力的な場所がたくさんあります。

ホテルの朝食ももちろん素晴らしいですが、一歩外に出て地元の味に触れることで、旅の体験はより豊かなものになります。

宮古そばやポークたまごといったローカルフード、こだわりのコーヒーや焼きたてパンなど、その日の気分や旅のスタイルに合わせてお店を選べるのが宮古島の朝の魅力です。

この記事を参考に、あなたにぴったりの一軒を見つけて、最高の朝ごはんで一日をスタートさせてください。

美味しい朝食は、宮古島での時間をさらに特別なものにしてくれるはずです。