なぜ宮古島民謡は心を惹きつけるのか?
沖縄県宮古島で古くから歌い継がれてきた「宮古民謡」。そのルーツは、神への祈りにさかのぼり、島の暮らしや歴史、人々の想いが歌われています。
悲しくても未来への平和と希望を願う歴史を持ち、その歌詞には自然や島への愛が表現されています。ゆったりとしたリズムと美しいメロディーは、聴く人の心を癒してくれますよ。
この記事では、そんな宮古島の代表的な民謡「なりやまあやぐ」「クイチャー」「トーガニあやぐ」の意味や歴史、特徴や魅力・民謡ができた背景を解説し、民謡を体験できるお祭りやフェス、居酒屋をご紹介します。
宮古島の歌声に耳を傾けてみませんか?
宮古民謡とは?
宮古民謡は、沖縄県の宮古島で昔から歌い継がれてきた歌です。宮古民謡の成り立ちは、島の神社や聖地などで行われる祭事の時に、神に祈りを捧げる言葉が抑揚をつけていたものにメロディをつけるようになりました。
そのため昔は、特別な楽器を使わずに歌っていたそうです…!
地元の人たちは、この歌を「アーグ」や「アヤグ」と呼んでいます。漢字で書くと綾語になるそうです。
このアヤグという言葉には、美しい歌や言葉という意味が込められていると言われています。宮古島で古くから歌い継がれてきた民謡は、以下の3つに分類されています。
・そのルーツを神への祈りを捧げる神歌 ・古い時代に作られた古謡 ・一般の人々が作った民謡 |
宮古民謡の特徴
宮古民謡は、宮古の人々の暮らしの中で自然に生まれたものが多いです。そのため、作者が特定できないものが多く、歌詞は自由な形式で歌われているのが特徴です。
自由なリズムとメロディーで歌われ、ゆったりとした2拍子の曲が多く、叙情的な雰囲気が漂います。歌詞の内容には、厳しい自然環境や人頭税といった困難な状況の中でも、たくましく生きる宮古の人々の様子が歌われているんですよ〜!
宮古島の風に乗せて、三線・太鼓・三板の音色が織りなす島唄が奏でられます。そのハーモニーは、島人の魂の鼓動そのもの。
◎豊かなテーマ
豊作を祈ったり、恋の歌を歌ったり、島の英雄をたたえたりと、様々なテーマの曲が歌われています。
◎美しいメロディー
ゆっくりとしたテンポで、心に響く美しいメロディーが特徴です。
宮古島の代表的な3つの民謡
宮古島の豊かな自然と歴史が育んだ、心に響く3つの民謡をそれぞれ歴史を踏まえながら、ご紹介します。
①宮古島を代表する教訓歌「なりやまあやぐ」
「なりやまあやぐ」は、沖縄本島の「てぃんさぐぬ花」、石垣島の「デンサー節」と並んで、沖縄を代表する三大教訓歌の一つとして知られています。
なりやまあやぐは、宮古島で愛され続けている代表的な民謡のひとつ三線の入門曲としても広く知られています。宮古島在住の方なら誰でも一度は耳にしたことがあるはずです。
「慣れている山」という意味の「なりやま」と、「歌」という意味の「あやぐ」を組み合わせた言葉で、その名の通り、日々の暮らしの中で起こる出来事を題材に、人々が教訓を歌い継いできました。
この歌の歌詞は、妻が夫に語りかける心温まる教訓の歌で、「慣れた山道でも油断してはいけないように、あなたも他の女性に気を取られないでね」といったように、日常の出来事を例にしながら、深い愛情と信頼を歌っています。
②宮古島に数多く伝わる「クイチャー」
宮古島には「○○クイチャー」と呼ばれる民謡と踊りが数多く存在し、その数は100を超えると言われています。それぞれの集落に伝わる歌であり、宮古島の人々の暮らしや歴史を深く反映しています。クイチャーの3つの特徴は、以下になります。
・集団で踊る
多くの人が輪になって、手足を振りながら歌い踊ります。
・シンプルな動き
基本的な動きはシンプルですが、力強く、大地を踏みしめるような躍動感があります。
・地域に根ざした文化
豊年祭や雨乞いなど、地域の様々な行事で踊られ、人々の生活に深く結びついています。
誰でも気軽に参加できるのが特徴で、性別や年齢を問わず、みんなで一緒に楽しめるんです!
クイチャーの語源とは?
クイチャーの語源は、「クイ(声)」と「チャー(合わせる)」という2つの言葉が合わさってできたと言われています。つまり、「みんなで声を合わせて歌って踊ろう!」という意味です。
・特別な存在「張水のクイチャー」
クイチャーは、主に宮古島のそれぞれの地域で様々な歌や踊りで分類されることが多いですが「張水のクイチャー」は、特定の集落に限定されず、島民全体で親しまれた民謡です。
・その名の由来と歴史
張水という名前から、平良の張水の御嶽に関連があるように思われますが、実は平良にはクイチャーが存在しないという説が有力です。これは、平良に多く住んでいた役人層が、庶民の文化であるクイチャーを好まなかったためと考えられています。
一方、庶民が多く住んでいた荷川取には「荷川取のクイチャー」が存在しており、クイチャーが庶民の願いや想いを込めた歌であったことが伺えます。
張水御嶽(はりみずうたき)とは? 宮古島が作られたという神話に登場する聖地です。琉球王国建国以前から信仰を集めており、宮古島の人々にとって特別な存在です。 |
・人頭税との深い関わり
「張水のクイチャー」を語る上で、避けて通れないのが「人頭税」という歴史的な背景です。人頭税は、琉球王国が島民に課した重い税金であり、島民の生活を苦しめた歴史があります。
「張水のクイチャー」は、このような厳しい時代を生き抜いた人々の平和への願いや希望が込められた歌であると考えられています。
人頭税の豆知識 人頭税とは、沖縄の特に宮古島や八重山諸島で課されていた税金のことです。15歳から50歳までの男女すべてに、土地の広さなどに関係なく、一律に課せられていました。 |
張水のクイチャーも宮古島の歴史と関係がある!?
明治維新後、琉球は日本に併合され、人頭税廃止を求める声が高まりました。宮古島の人々も例外ではなく、城間正安氏ら代表が内地へ赴き、人頭税廃止を訴えかけました。
彼らの帰還を祝うため、宮古島の人々は、それぞれの集落のクイチャーを携えて、張水から鏡原馬場までを練り歩きました。この出来事が「張水のクイチャー」の始まりとされています。
城間正安(ぐすくま せいあん)ってだれ? 沖縄県の製糖技術者であり、社会運動家です。宮古島島民が苦しんでいた人頭税の廃止運動を、実業家の中村十作とともに展開し、最終的にその廃止を実現した人物。 |
③宮古島を代表する祝いの歌「トーガニあやぐ」
「トーガニあやぐ」は、宮古島で古くから歌い継がれてきた、お正月や祝い事の席で歌われる代表的なお祝いの歌です。
沖縄本島のかぎやで風節、八重山島の鷲ぬ鳥節、奄美大島の朝顔節のような存在で、宮古の君が代と呼ばれることもあります。
この歌は、宮古民謡を学ぶ人にとっては必修曲であり、同時に非常に難しい曲としても知られています。琉球民謡保存会では、この曲を課題曲にするほど、高い技術が求められています。
しかし、発祥の地は謎に包まれており 「トーガニあやぐ」がいつ作られたのか、どこが発祥の地なのかは、はっきりとしたことは分かっていません。「トーガニ」という名前から、伊良部島の唄の名手だった唐金(トーガニ)という人物が歌っていたという説が有力ですが、確証はありません。
宮古島には、この「トーガニあやぐ」の歌碑が建てられたカママ領公園があります。この公園からは、平良の町や伊良部大橋を一望でき、気持ちの良い場所です。毎年秋には、この公園でクイチャーフェスティバルが開催されます。気になった方はぜひお越しくださいね〜!
どれが正しいの?トーガニアヤグ・トーガニあやぐ・とうがにあやぐ? 「トーガニあやぐ」という言葉をネットで検索したり、本を読んだりしていると、カタカナ、ひらがな、漢字と、様々な書き方で表記されていることに気づきます。実際に宮古島島民へ聞いてみると「どれでも良いよ」と、少し曖昧な答えが返ってきます。名前が付けられた由来や地域の独自の読み方によって異なるのは本州と同じですが、宮古島は歴史が深く、さらに、あたたかくゆったりとした島民性から、読み方よりも、伝統を大切にすることを念頭にしているそうです。 |
宮古民謡と人頭税:忘れることのできない歴史
宮古民謡を深く理解するためには、その背景にある歴史、特に人頭税という重い税が与えた影響を避けて通ることはできません。
そもそも人頭税ってなに?
1600年代、薩摩藩は、関ヶ原の戦いなどによって大きな経済負担を背負っていました。
その時、琉球王国は中国との貿易で栄えていました。そこに目を付けた薩摩藩は琉球王国に侵攻し、琉球王国は薩摩藩の支配下に入り、薩摩藩から重い税を課されることになりました。
その結果、財政難に陥った琉球王府は、宮古・八重山地方の人々に、年齢や性別、健康状態に関わらず一律に課せられる人頭税という過酷な税を導入しました。
この税は、1637年から1903年までの266年間、人々の生活を圧迫し続けました。
人頭税が宮古民謡に与えた影響
人頭税は、宮古の人々の生活を極限まで追い込みました。その苦しみは、宮古民謡の中に色濃く反映されています。
例えば、代表的な民謡の一つである「張水ぬクイチャー」は、人頭税廃止の喜びを歌ったもので、この歴史的な出来事と民謡が深く結びついていることが分かります。
宮古民謡には、人頭税に苦しむ人々の悲しみ、そしてそれを乗り越えようとする強さが歌われています。これらの歌は、単なる娯楽ではなく、人々の歴史と文化を伝える貴重な記録なのです。
なぜ人頭税が廃止されるまで時間がかかったのか?
廃藩置県(はいはんちけん)後も、旧慣存置政策(きゅうかんぞんちせいさく)により人頭税は廃止されませんでした。これは、士族の不満を抑えるための政治的な判断であり、先島の人々が犠牲になったことを意味します。
人頭税がもたらした悲劇
人頭税は、人々の生活を破壊し、以下のような多くの悲劇をもたらしました。
・口減らし
生計が困難になり、子供を養えない家庭では、口減らしが行われることもありました。
・貧困
多くの住民が極度の貧困に陥り、栄養失調や病気で苦しみました。
・社会不安
人頭税を巡る争いや、政府への不満が高まりました。
口減らしとは、家計の負担を減らすために、家族の一員を減らすことです。つまり、子供を奉公に出したり、養子に出したりして、養うべき家族の人数を減らすことを指します。
こうして歴史を振り返ると、今ある幸せは日常化しているけれど、当たり前のことではない。と身に沁みますね。
宮古島の人頭税廃止を成し遂げた男たち
宮古島の人頭税廃止を成し遂げた男たちは、4人います。その正義感あふれる4人の名前は、以下になります。
・中村十作(なかむら じゅうさく)
真珠養殖の夢を持って宮古島を訪れ、人頭税の不当さに憤りを感じ、廃止運動の中心人物となった人物
・城間成安(じょうま せいあん)
沖縄県那覇市出身で、中村十作と共に人頭税廃止の請願活動を行った仲間・西里がま(にしざと がま) 平良真牛(ひらら しんぎゅう)
宮古島出身で、中村十作と共に人頭税廃止の請願活動を行った仲間
1892年、中村十作は、真珠養殖をする夢を抱いて沖縄県宮古島へと渡りました。そこで十作が目にしたのは、人頭税という宮古島や八重山諸島で15歳から50歳の人々全員に一律に一般の税とは別に貸される過重な税に苦しむ島民の姿でした。
その収益は、一部の特権階級の生活を支えるために使われていました。中村十作は、この不当な制度に憤りを感じ、人頭税廃止に向けて行動を開始します。
人頭税廃止運動
十作は、人頭税廃止を求めるために仲間を集めました。心強い仲間たちと共に、沖縄県や国会に対して人頭税廃止の請願を行いました。数々の困難を乗り越え、十作たちの熱意はついに実を結び、1903年に人頭税は廃止されました。
この4人は宮古島の人々のために、自身の命を懸けて闘い、人頭税という不当な制度を廃止させた英雄と言えるでしょう。彼の行動は、沖縄の人々の生活を大きく改善し、沖縄の歴史に大きな足跡を残しました。
宮古島の人頭税が刻んだ歴史
宮古島の人頭税の歴史を振り返ると、そこには「離島差別」という暗い影が長くつきまとっていたことが分かります。
島民は、年齢や性別、収入に関わらず、一律に重い税金を課せられ、その生活は常に苦難に満ちていました。これは、単なる税制の問題ではなく、島民が人として平等に扱われていなかったことを意味します。
しかし、この苦難の歴史は、同時に「ご先祖様たちの不屈の精神」を私たちに教えてくれます。人頭税という不当な制度に立ち向かい、自由と平等を求めて闘った人々の姿は、今もなお島民たちの心に深く刻まれています。
宮古島民謡がつなぐ未来
現代社会においては、「差別」という言葉は、特にLGBTQ+の人々に対する差別をなくすための重要なキーワードとなっています。世界中で、多様性を認め合い、誰もが平等に暮らせる社会の実現を目指した運動が広がっています。
宮古島の人々もまた、古くから差別と闘い、自由や平等を強く願ってきました。
その願いは、宮古島民謡の中に息づいています。島民は、縛られることのない自由な未来を願い、自分たちの言葉で、自分たちのリズムで歌い継いできました。
宮古島民謡は、単なる娯楽ではなく、島民の魂の叫びであり、平和な未来への願いが込められた歌なのです。
現代に受け継がれる伝統と進化
そんな深い歴史とご先祖様の平和への願いがこもった、宮古島民謡をしっかり残していこうと現代ではさまざまな形で宮古島民謡のお祭りが開催されています。
以下では、お祭りやフェスをご紹介します。観光に来られる際はぜひ参考にしてみてくださいね〜!
島唄の心に触れる、幻想的な夜!なりやまあやぐまつり
宮古島の美しい海を舞台に、毎年開催される「なりやまあやぐまつり」は、宮古島民に愛される民謡「なりやまあやぐ」を後世に伝えていくために、発祥の地である友利で盛大に行われます。
祭りの舞台は、海上に設けられた特設ステージ。
幻想的な水中照明と、会場周辺に灯された無数のロウソクが、夜空に美しい光を描き出します。その中で子どもも含めて歌われる「なりやまあやぐ」の歌声コンテストは、出演者皆が力強く歌ってくれます。
この祭りは、歌コンテストだけでなく、地域住民が一体となって伝統文化を継承し、未来へと繋いでいくための大切なイベントなのです。なりやまあぐまつりのコンテストに出場する出演者には、5人の審査員がしっかり審査します。
【審査の内容】 「国吉源次(くによしげんじ)」を基本とした歌い方・息継ぎ |
歌っている姿はまさに本気!聞いていると心に優しく響きます。
【イベント情報】 開催場所:宮古島市城辺友利 開催時期:2024年は10月13日 公式サイト:https://nariyamaayagu.com/ |
なりやまあやぐまつりを通じて、宮古島の美しい歌声と、豊かな文化に触れてみましょう!
みんなで踊ろう!「クイチャーフェスティバル」
宮古島を代表する伝統芸能の一つである「クイチャー」は、豊年祭や雨乞いなど、人々の暮らしに深く根ざした踊りで、島民の喜びや願いが歌われています。
クイチャーは、ただ踊るだけではなく、宮古島の人々の歴史や文化を物語る大切な財産です。
クイチャーは、地域の人々が集まって輪になり、歌いながら踊る共同体的な踊りです。男女が力を合わせ、一体となって踊る姿は、まさに「島唄」という言葉がぴったりです。
クイチャーフェスティバルでは、三線などの楽器を取り入れたり、現代的なアレンジを加えたりする試みもみられます。伝統を守りながらも、現代の感覚を取り入れることで、より多くの人々に楽しんでもらえるようになっています。
クイチャーフェスティバルで体験しよう!
毎年11月頃に、宮古島で「クイチャーフェスティバル」が開催されます!
このフェスティバルでは、島内各地のグループがそれぞれの個性あふれるクイチャーを披露します。
それではここで、昨年2023年の第22回クイチャーフェスティバル2023の出演者をご紹介します♪
第22回クイチャーフェスティバル2023 〜 ずぅ!宮古の声合踊らでぃ躍らだ! ~ 2023年11月4日(土) 開場.16:00 開宴.17:00 @JTAドーム宮古島 【伝統芸能の部】 比嘉民俗芸能保存会 宮国民俗芸能保存会 漲水クイチャー保存会 下地クイチャー保存会 荷川取クイチャー保存会 【唄三線】 宮古民謡協会 平良裕明民謡研究所 【創作芸能の部】 宮古島創作芸能団んきゃーんじゅく 新羅 with ぶどぅれサンガ Saori dance school ジュニア部門 Saori dance school 一般部門 Get on Up |
さらに、スペシャルパフォーマンスゲストが出演し、たくさんの出店が並び大きな盛り上がりを見せてくれました!
入場料 テーブル席(飲食可):1,500円※高校生以下の方も含む 芝生席 (飲食不可):1,000円※高校生以下無料 |
伝統的なクイチャーはもちろん、現代的なアレンジを加えたクイチャーも楽しめる貴重な機会です。
公式ホームページ:https://kuifes.com/ |
宮古島観光をした際は、ぜひクイチャーを体験して、地元の人々と一緒に踊り、歌い、宮古島の文化に触れてみてください。きっと忘れられない思い出になりますよ。
島唄の魂を継ぐ!伊良部トーガニまつり
宮古島・伊良部島で開催される「伊良部トーガニまつり」は、島唄「伊良部トーガニ」を愛する人々が集まる熱気あふれるイベントです。
この祭りは、単なる歌のコンテストではなく、島の人々の暮らしや歴史、そして未来へと繋がる想いを歌い継ぐ場となっています。
祭りでは、老若男女がそれぞれの想いを込めて歌い上げます。
特に、子どもたちの純粋な歌声は、聴く人の心を打ち、島唄の未来を明るく照らしてくれます。
美しい海を舞台に、島唄が奏でるメロディーは、訪れる人々の心を癒し、感動することまちがいなし!
【開催日時】 毎年10月中旬 2019年の開催は9月14日(土)17時30分~21時 【開催地】 佐良浜スポーツセンター(宮古島市伊良部字池間添) 【問い合わせ】 伊良部トーガニまつり実行委員会 |
伊良部トーガニまつりで、島唄の持つ力強さと美しさをぜひ体感してみましょう!
心も体も満たされる!民謡ライブと郷土料理が味わえるお店5選
宮古島の民謡を引き継ぐために、そして広く多くの人に知ってもらうために民謡ライブをしながら島の郷土料理を味わえるお店がたくさんあります!
島唄ライブ居酒屋「美ら島」
古き良き時代の宮古島を彷彿とさせる空間で、伝統的な島唄ライブと創作料理を楽しめる「美ら島」。どこか懐かしい木の温もりと、琉球料理の豊かな味わいが、訪れる人を癒やします。
とれたて食材の郷土料理
メニューは、伝統的な琉球料理から、地元の新鮮な食材を使った創作料理まで幅広く取り揃えられています。特に、美ら島でしか味わえない旬の食材を使った料理は絶品。三線の音色を聞きながら、舌でも宮古島を満喫できます。
ライブ情報
ライブ中は、店内にある楽器を使って、お客さんも一緒に演奏に参加できるコーナーもあり、一体感が生まれます。
【ライブ開催時刻】2部制
・19時~
・21時~
満席になるほどの人気!事前に予約することをおすすめします。
お店情報 店舗住所:沖縄県宮古島市平良字西里303 電話番号:0980-79-9788 営業時間:17:00~LAST |
昔ながらのうちなぁ家 うまりずま
「昔ながらのうちなぁ家 うまりずま」は、古き良き宮古島の風情が漂う、心落ち着く空間で、伝統的な琉球料理と臨場感あふれる三線ライブを楽しめる居酒屋です。
伝統と革新が融合した料理が味わえる!
メニューは、沖縄料理の定番から、趣向を凝らした創作料理まで幅広く取り揃えています。地元の新鮮な食材を使った料理は、味はもちろん、見た目も楽しめます。
ライブ情報
週1~2回開催される三線ライブは、目の前で奏でられる迫力ある演奏が魅力です。
リクエストや掛け合いも気軽にできるので、まるで自分だけのライブを楽しんでいるような感覚に。
お店情報 店舗住所:沖縄県宮古島市平良字下里556 電話番号:0980-79-0335 営業時間:17:00~24:00 |
島唄楽園 美ら美ら
宮古島の夜をさらに盛り上げるなら、「島唄楽園 美ら美ら」がおすすめです。子連れOKなので、家族みんなでアットホームな雰囲気の中、地元の味を堪能しながら、迫力満点の生ライブを楽しめます。
紅型衣装で記念撮影ができちゃう!
旅の思い出に、紅型衣装を着て記念撮影ができる「美ら美ら」!
美しい衣装を身につけて沖縄の伝統文化に触れてみましょう。
ライブ情報
【ライブ開催時刻】2部制
・19:30~
・21:00~
毎晩生ライブを開催!地元の三線愛好家による迫力満点の演奏が楽しめます。お客様のリクエストや飛び入りも大歓迎!一緒に歌って踊って、思い出に残る夜を過ごしましょう。
お店情報 店舗住所:沖縄県宮古島市平良西里182 電話番号:ー 営業時間:18:00~24:00 |
島唄居酒屋 喜山
宮古島の夜をさらに盛り上げるなら、「島唄居酒屋 喜山」がおすすめです。地元の新鮮な食材をふんだんに使った料理の数々を味わいながら、迫力満点の生ライブを楽しめる、まさに島唄と美食の楽園です。
珍しい宮古民謡ライブが魅力
「喜山」では、沖縄民謡はもちろん、宮古島ならではの民謡ライブを毎日開催しています。宮古民謡の第一人者である「與那城 美和」さんのライブや、料理長によるオリジナルの音楽も楽しめます。
ライブ情報
【ライブ開催時刻】3部制
・18:20~
・20:00~
・21:30~(不定期)
「喜山」では、連日ライブを開催しています。
沖縄独自の踊り「カチャーシー」を踊って最高に盛り上がりましょう!
お店情報 店舗住所:沖縄県宮古島市平良西里244 電話番号:0980-72-6234 営業時間:17:00~24:00 |
NHK朝ドラ「純と愛」のロケ地としても知られる「島唄ライブ居食屋 和おん」は、宮古島の夜を彩る人気スポットです。三線とギターの音色が響き渡る生演奏ライブは、訪れる人を魅了します。
唯一無二の島唄ライブ
「和おん」のライブは、三線とギターから始まり、三板、指笛、島太鼓と楽器を重ねていく、迫力満点のステージ。島唄ユニット「愛音(カノン)」による、約1時間にわたる演奏は、まるでライブハウスのような臨場感です。さらに、週に1回はドラム、ベース、コーラスを加えた生バンド編成のライブも開催され、その日だけの特別な一夜を演出します。
ライブ情報
【ライブ開催時刻】
・20:00~
お客様の入店状況により、時間の変動あり。
一律500円で「ライブチャージ」(ライブ参加)ができます!
お店情報 店舗住所:沖縄県宮古島市平良西里565-3 電話番号:0980-73-5275 営業時間:18:00~21:30 |
まとめ
宮古島民謡は、娯楽ではなく、人々の喜びや悲しみ、祈りを歌い上げるものです。
労働の歌や恋の歌、そして祝いの歌など、様々な歌が存在していて、それぞれの歌に深い意味が込められています。
宮古島独特の言葉で歌われる民謡は、他の地域の民謡とは全くちがう美しい旋律が特徴です。歌詞には、自然や人々の暮らし、そして島への愛が表現されており、聴く人の心を揺さぶります。
宮古島を訪れたら、ぜひ一度は生で宮古島民謡を聴いてみてください。古くから島の人々の暮らしの中で歌い継がれてきた民謡には、この島ならではの豊かな歴史と文化が息づいています。
島唄を通して、宮古島の歴史や人々の心の温かさを知り、自分自身の心を豊かにしませんか。
宮古島の民謡と歴史を知った後は、宮古島を空から一望できる
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