「冬の宮古島って寒いの?」「冬でも海に入れる?」と疑問に思っている方へ。
実は冬の宮古島は、本土が寒い時期でも平均気温18~20度と温暖で、観光のベストシーズンの一つです。
この記事では、宮古島の冬観光(12月・1月・2月)に必要な服装から、冬だからこそ楽しめる絶景スポット15選、さらにシュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティ情報まで徹底解説します。
冬の宮古島は航空券やホテル代が夏のピークシーズンより最大40%安く、観光客も少ないため混雑を避けてゆったり過ごせるメリットがあります。
また、1月から3月にかけてはホエールウォッチングができる貴重な時期でもあります。
一方で、天候が変わりやすく海水温が低めという注意点も。
この記事を読めば、冬の宮古島旅行を快適に楽しむための準備と、見逃せない観光スポットのすべてが分かります。冬の宮古島で特別な旅の思い出を作りましょう。
宮古島の冬の気候と気温について

宮古島の冬は、本土の寒さとは大きく異なり、比較的温暖で過ごしやすい気候が特徴です。
亜熱帯海洋性気候に属する宮古島では、冬季でも平均気温が15度以上を保ち、日中は20度を超える日も少なくありません。
ただし、北風が強く吹くことが多く、体感温度は気温よりも低く感じられることがあります。
また、曇りや雨の日が夏季に比べて多くなる傾向があり、天候の変化に注意が必要です。
冬の宮古島は台風の心配がほとんどなく、マリンアクティビティも楽しめるシーズンです。
海水温は夏に比べると下がりますが、ウェットスーツを着用すれば十分にシュノーケリングやダイビングを楽しむことができます。
以下、各月の詳細な気候と気温について解説していきます。
12月の宮古島の気温と天気
12月の宮古島は冬の入り口ながら温暖な気候が続く時期です。
平均気温は約20度前後で、最高気温は23度程度、最低気温は17度程度となります。
日中は半袖でも過ごせる日がある一方、朝晩は冷え込むことがあるため、羽織るものを用意しておくと安心です。
天候面では、晴れの日と曇りの日が交互に訪れることが多く、降水量は夏季に比べて少ないものの、時折スコールのような短時間の雨が降ることがあります。
北風が強まる日が増え始め、海が荒れることもあるため、マリンアクティビティを計画する際は天気予報を細かくチェックすることが重要です。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均気温 | 約20度 |
| 最高気温 | 約23度 |
| 最低気温 | 約17度 |
| 平均降水量 | 約140mm |
| 平均湿度 | 約75% |
12月の海水温は約24度前後で、ウェットスーツを着用すれば快適に海中を楽しむことができます。
観光客も夏季に比べて少なく、落ち着いた雰囲気の中で観光を楽しめるのが魅力です。
年末に向けて徐々に観光客が増え始めますが、ピークシーズンほどの混雑はありません。
1月の宮古島の気温と天気
1月は宮古島で最も気温が低くなる月ですが、それでも平均気温は18度前後と本土の冬に比べれば格段に暖かい環境です。
最高気温は21度程度、最低気温は15度程度となり、肌寒さを感じる日が増えてきます。
特に曇りや雨の日は体感温度がさらに低く感じられるため、防寒対策が必要です。
1月の天気は変わりやすく、晴天が続くこともあれば、数日間曇りや小雨が続くこともあります。
北風が最も強くなる時期で、風速10メートルを超える日も珍しくありません。
この強風の影響で、海が荒れることが多く、船の欠航や一部のマリンアクティビティが中止になることもあります。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均気温 | 約18度 |
| 最高気温 | 約21度 |
| 最低気温 | 約15度 |
| 平均降水量 | 約130mm |
| 平均湿度 | 約73% |
1月の海水温は約22度前後まで下がり、年間で最も低い水温となります。
ウェットスーツは必須アイテムで、5ミリ程度の厚さがあるものが推奨されます。
ただし、透明度は高く保たれており、ダイビングやシュノーケリングには適した条件が整っています。
運が良ければ、この時期からザトウクジラの姿を見ることができる可能性もあります。
2月の宮古島の気温と天気
2月は冬の終わりに向けて徐々に気温が上昇し始める時期です。
平均気温は18度から19度程度で、1月とほぼ同じか若干高めとなります。
最高気温は22度程度、最低気温は16度程度で、日によっては春の訪れを感じさせる暖かさになることもあります。
2月下旬になると、本格的な春の気配が感じられるようになり、日中の気温が25度近くまで上がる日も出てきます。
ただし、朝晩の気温差は依然として大きく、日によって気温の変動も激しいため、重ね着できる服装を準備しておくことが賢明です。
天候は1月に比べてやや安定してきますが、北風が強い日はまだ多く見られます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均気温 | 約19度 |
| 最高気温 | 約22度 |
| 最低気温 | 約16度 |
| 平均降水量 | 約120mm |
| 平均湿度 | 約74% |
2月の海水温は22度から23度程度で、わずかながら上昇傾向にあります。
マリンアクティビティの選択肢も徐々に増えてきて、海の透明度も非常に高い状態が続きます。
2月後半には早咲きの花々も見られるようになり、自然観察も楽しめる時期です。
宮古島の冬におすすめの服装

宮古島の冬は本土と比べると温暖ですが、季節風が強く体感温度が下がるため、適切な服装選びが快適な旅行の鍵となります。
時間帯や活動内容によって気温差があるため、重ね着できる服装を基本に準備することをおすすめします。
冬の宮古島の平均気温は18〜20度程度ですが、風速1メートルにつき体感温度は1度下がるといわれており、海沿いでは風が強いため実際の気温よりも寒く感じることが多いです。
また、日差しが強い日中と、風が冷たい朝晩では10度近い温度差が生じることもあります。
日中の服装のポイント

日中の宮古島は晴れていれば20度を超えることも多く、長袖のTシャツやカットソーに薄手のカーディガンやパーカーを羽織るスタイルが最適です。
日差しが強いため、紫外線対策も忘れずに行いましょう。
ボトムスは長ズボンやロングスカートが基本となります。
デニムやチノパンなど、動きやすく風を通しにくい素材がおすすめです。
ショートパンツを着用する場合は、レギンスやタイツを合わせることで寒さ対策になります。
| アイテム | おすすめ度 | ポイント |
|---|---|---|
| 長袖Tシャツ・カットソー | ◎ | 綿や速乾性素材が快適 |
| 薄手のカーディガン・パーカー | ◎ | 脱ぎ着しやすいジップタイプが便利 |
| ウインドブレーカー | ○ | 風が強い日の観光に最適 |
| 帽子・キャップ | ◎ | 紫外線対策と防寒を兼ねる |
| サングラス | ◎ | 冬でも日差しが強い |
| スニーカー | ◎ | 歩きやすく動きやすい靴 |
足元はスニーカーやウォーキングシューズがおすすめです。
ビーチを歩く予定がある場合は、脱ぎ履きしやすいサンダルも持参すると便利ですが、日中以外は足元が冷えるため靴下と合わせられるタイプが良いでしょう。
紫外線は冬でも強いため、日焼け止めクリーム(SPF30以上)、帽子、サングラスは必須アイテムです。
特に海辺では照り返しも強くなるため、しっかりとした対策が必要です。
夜の服装のポイント
宮古島の冬の夜は気温が15度前後まで下がり、海風が強まるため体感温度はさらに低く感じられます。
日中は快適だったとしても、夜間の外出には必ず防寒具が必要です。
夜の外出時には、薄手のダウンジャケットやフリース、厚手のパーカーなど、風を通しにくいアウターを準備しましょう。
特にディナーで海沿いのレストランに行く場合や、星空観察に出かける場合は、想像以上に冷え込むことがあります。
| アイテム | おすすめ度 | ポイント |
|---|---|---|
| 薄手のダウンジャケット | ◎ | コンパクトで持ち運びやすい |
| フリースジャケット | ◎ | 保温性が高く軽量 |
| 厚手のパーカー | ○ | カジュアルな食事に適している |
| ストール・スカーフ | ○ | 首元の防寒と調整に便利 |
| 長ズボン | ◎ | 風を通しにくい素材を選ぶ |
| スニーカー・ブーツ | ◎ | 足元の冷え対策に |
首元や手首、足首など、皮膚が薄い部分から体温が奪われやすいため、ストールやレッグウォーマーなどの小物も活用すると効果的です。
室内は暖房が効いていることが多いため、脱ぎ着しやすい重ね着スタイルが理想的です。
レストランやホテルの屋内は暖房が効いており快適ですが、屋外との温度差が大きいため、体温調節しやすい服装を心がけることが重要です。
特に冷え性の方は、使い捨てカイロを持参すると安心です。
マリンアクティビティ時の服装

冬の宮古島でもマリンアクティビティは楽しめますが、海水温は22〜24度程度まで下がるため、通常の水着だけでは寒さを感じます。
適切な装備を準備することで、冬でも快適に海を楽しむことができます。
シュノーケリングやダイビングを行う場合、必ずウェットスーツの着用が必要です。
多くのマリンショップではレンタルサービスを提供していますが、体型に合ったものを選ぶことが保温性を高めるポイントとなります。
冬季は5ミリ厚のウェットスーツが推奨されます。
| アイテム | 必要度 | 詳細 |
|---|---|---|
| ウェットスーツ(5mm厚) | 必須 | 保温性が高く、冬のマリンアクティビティに最適 |
| ラッシュガード | ◎ | ウェットスーツの下に着用すると保温性アップ |
| マリンシューズ | 必須 | 岩場や珊瑚から足を守る |
| グローブ | ○ | 手先の冷え対策に有効 |
| フードベスト | ○ | 頭部からの熱損失を防ぐ |
| 防水バッグ | ◎ | 着替えやタオルを濡らさず持ち運べる |
ウェットスーツを着用していても、長時間海に入ると体が冷えてきます。
アクティビティの前後には体を温められるよう、大きめのタオルやバスローブ、着替えを準備しておきましょう。
ポンチョタイプの着替え用タオルがあると、屋外でも着替えやすく便利です。
SUPやカヤックなど、水に濡れる可能性があるアクティビティでも、ウェットスーツまたは長袖のラッシュガードとレギンスの組み合わせが推奨されます。
風を受けることで体感温度がさらに下がるため、防風性のあるウインドブレーカーを上に羽織るとより快適です。
アクティビティ終了後は、すぐに濡れた服を脱いで乾いた服に着替えることが重要です。
体が冷えた状態で放置すると体調を崩す原因になりますので、温かいシャワーを浴びるか、温かい飲み物で体を温めるようにしましょう。
日焼け対策も忘れてはいけません。海面からの照り返しは予想以上に強く、冬でも日焼けします。
ウェットスーツを着用していても露出している顔や首元には、ウォータープルーフの日焼け止めを塗り、こまめに塗り直すことをおすすめします。
宮古島の冬観光で絶対外せないビーチスポット5選

宮古島の冬は本州に比べて温暖で、透明度の高い海を楽しめる絶好のシーズンです。
観光客が少ないため、美しいビーチを静かに満喫できるのが冬ならではの魅力です。
ここでは、冬の宮古島で訪れるべき代表的なビーチスポットを5つ厳選してご紹介します。
与那覇前浜ビーチ

与那覇前浜ビーチは、東洋一美しいと称される純白の砂浜が約7キロメートルにわたって続く宮古島を代表するビーチです。
冬でも美しいエメラルドグリーンの海と白い砂浜のコントラストは変わらず、多くの観光客を魅了し続けています。
冬の時期は風が強い日もありますが、その分空気が澄んでおり、来間大橋や来間島の景色がより一層クリアに見渡せます。
波打ち際を散歩するだけでも十分に楽しめ、冬の穏やかな日差しの中でのんびりと過ごすには最適なスポットです。
ビーチ沿いには駐車場やトイレ、シャワー施設も完備されており、利便性も高いのが特徴です。
冬場は海水浴客が少ないため、写真撮影にも最適で、プライベートビーチのような雰囲気を味わえます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 宮古島市下地与那覇 |
| 駐車場 | あり(無料) |
| 設備 | トイレ、シャワー、自動販売機 |
| 冬のおすすめ度 | ★★★★★ |
砂山ビーチ

砂山ビーチは、天然のアーチ状の岩が特徴的な宮古島を象徴する絶景ビーチです。
ビーチの名前の由来となっている砂の丘を越えると、目の前に広がる美しい海と独特な岩のアーチが姿を現し、訪れる人々を感動させます。
冬の砂山ビーチは、夏に比べて波が高くなることもありますが、その分ダイナミックな海の表情を楽しむことができます。
特に夕暮れ時には、アーチ越しに見える夕日が絶景で、カメラ愛好家にとって冬は撮影に最適なシーズンとなっています。
ビーチへのアクセスは砂の丘を登る必要があるため、歩きやすい靴での訪問をおすすめします。
冬場は風が強い日もあるため、砂が舞い上がることもありますが、その分人が少なく静かな時間を過ごせます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 宮古島市平良荷川取 |
| 駐車場 | あり(無料・台数制限あり) |
| 設備 | トイレのみ |
| 冬のおすすめ度 | ★★★★☆ |
新城海岸

新城海岸は、宮古島で最もシュノーケリングに適したビーチの一つとして知られています。
冬でも比較的穏やかな日が多く、透明度の高い海でカラフルな熱帯魚やサンゴ礁を観察することができます。
冬の時期は海水温が低下しますが、ウェットスーツを着用すれば快適にシュノーケリングを楽しめます。
ビーチの左右には岩場があり、その周辺には多くの魚が生息しているため、初心者から上級者まで幅広く海中観察を満喫できるのが魅力です。
ビーチには地元の方が運営するシュノーケリングショップもあり、用具のレンタルや海の状況についてのアドバイスを受けることができます。
冬場は観光客が少ないため、ゆっくりと海の世界を堪能できる贅沢な時間が過ごせます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 宮古島市城辺新城 |
| 駐車場 | あり(有料) |
| 設備 | トイレ、シャワー、売店 |
| 冬のおすすめ度 | ★★★★★ |
吉野海岸

吉野海岸は、新城海岸と並んで宮古島屈指のシュノーケリングスポットとして人気があります。
浅瀬でも多くの熱帯魚やサンゴが見られるため、海に慣れていない方でも安心して楽しめるのが特徴です。
冬の吉野海岸は、夏のハイシーズンに比べて静かで、プライベート感覚で海を満喫できます。
ビーチエントリーがしやすく、リーフ内には色鮮やかな魚たちが豊富に生息しており、水中カメラを持参すれば素晴らしい海中写真を撮影することができます。
ビーチまでは坂道を下る必要があり、駐車場からはシャトルバスが運行されています。
冬季は営業していないこともあるため、事前に確認することをおすすめします。
関連記事:吉野海岸・宮古島
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 宮古島市城辺吉野 |
| 駐車場 | あり(有料) |
| 設備 | トイレ、シャワー、売店(季節営業) |
| 冬のおすすめ度 | ★★★★☆ |
イムギャーマリンガーデン

イムギャーマリンガーデン
イムギャーマリンガーデンは、天然の入り江を利用した自然のプールのような地形が特徴の珍しいビーチスポットです。
周囲を岩に囲まれているため、冬の強い風からも守られ、比較的穏やかな海況で過ごせます。
冬場でも波が穏やかなことが多く、シュノーケリングや海水浴を安全に楽しめる貴重な場所です。
入り江の外側にはサンゴ礁が広がり、多様な海洋生物を観察できるポイントとして地元のダイバーにも愛されています。
遊歩道や展望台も整備されており、海に入らなくても美しい景色を楽しむことができます。
駐車場も広く、トイレやシャワー施設も完備されているため、家族連れにも最適なスポットです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 宮古島市城辺友利 |
| 駐車場 | あり(無料) |
| 設備 | トイレ、シャワー、展望台 |
| 冬のおすすめ度 | ★★★★★ |
これら5つのビーチスポットは、それぞれ異なる魅力を持ち、冬の宮古島観光を充実させてくれる場所ばかりです。
天候や海況に応じて訪問先を選び、安全に配慮しながら宮古島の美しい海を満喫してください。
宮古島の冬観光で人気の絶景スポット5選

宮古島の冬は、夏に比べて観光客が少なく、ゆったりとした時間の中で絶景を独占できる贅沢な季節です。
空気が澄み渡る冬ならではの透明度の高い景色が楽しめ、強い日差しが和らぐことで長時間の観光も快適に行えます。
ここでは、冬の宮古島で必ず訪れたい絶景スポットを5つご紹介します。
東平安名崎

宮古島の最東端に位置する東平安名崎は、約2kmにわたって続く細長い岬で、両側にエメラルドグリーンとコバルトブルーの海が広がる圧巻の絶景スポットです。
冬の時期は空気が澄んでいるため、遠くまで見渡すことができ、天候に恵まれれば太平洋と東シナ海の境界線をはっきりと確認できます。
岬の先端までは徒歩で約20分ほど。
遊歩道が整備されているため、冬の涼しい気候の中を心地よく散策できます。
道中には野生のテッポウユリやヒルギダマシなど、宮古島固有の植物も見られ、自然観察を楽しみながら歩けるのも魅力です。
先端には白亜の平安名埼灯台が立ち、内部は有料で登ることができます。
灯台の上からは360度のパノラマビューが広がり、冬の澄んだ空気の中で眺める景色は格別です。
特に晴れた日の午前中は太陽の位置が良く、海の青さが一層際立ちます。
冬の東平安名崎では、北風が強く吹くことがあるため、風を遮るものがない岬の先端では体感温度が低くなります。
薄手の上着やウインドブレーカーを持参することをおすすめします。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 宮古島市城辺町保良 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり(約50台) |
| 灯台入場料 | 大人300円、小人200円 |
| おすすめ時間帯 | 午前中(9時~11時頃) |
| 滞在目安時間 | 60分~90分 |
17END

17END ワンセブンエンド
17ENDは、下地島空港の滑走路南端に位置する、まるで海の上に立っているかのような感覚を味わえる秘境スポットです。
正式名称は「下地島空港RW17エンド」で、滑走路の誘導灯が海に向かって一直線に伸びる光景は、SNS映えスポットとしても大人気です。
冬の17ENDは、夏に比べて観光客が少なく、静かな環境で絶景を堪能できます。
透明度の高い海は冬でも美しく、浅瀬では熱帯魚が泳ぐ姿を見ることもできます。
干潮時には沖合まで歩いて行くことができ、まるで海の上を歩いているような不思議な体験ができます。
特に冬の午後、西日が差し込む時間帯は、海面がキラキラと輝き、幻想的な雰囲気に包まれます。
日没時には空がオレンジ色に染まり、滑走路の誘導灯と相まって、この世のものとは思えない美しい景色が広がります。
冬の時期は北風の影響で波が高くなることがあるため、訪問前に天候と海況を確認することが大切です。
また、滑走路への立ち入りは禁止されていますので、指定されたエリアでの観光を心がけましょう。
関連記事:17END-宮古島
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 宮古島市伊良部字佐和田 |
| 駐車場 | 無料駐車スペースあり(約10台) |
| 入場料 | 無料 |
| おすすめ時間帯 | 午後(14時~日没時) |
| 滞在目安時間 | 30分~60分 |
池間大橋

池間大橋は、宮古島本島と池間島を結ぶ全長1,425mの橋で、エメラルドグリーンの海の上を走る爽快なドライブルートとして人気の絶景スポットです。
1992年に開通したこの橋は、開通当時は沖縄県内で最も長い橋でした。
冬の池間大橋周辺の海は、夏とはまた違った表情を見せてくれます。
冬特有の澄んだ空気により、海の透明度が一層高まり、橋の上からでも海底のサンゴ礁や岩場がはっきりと見えることがあります。
晴れた日には、深い青から明るいターコイズブルーまで、グラデーションを描く海の美しさに思わず言葉を失うでしょう。
橋のたもとには展望スペースがあり、車を停めてゆっくりと景色を楽しむことができます。
特に宮古島側の橋のたもとにある展望台からは、池間大橋全体を見渡すことができ、記念撮影にも最適です。
海風が心地よく、冬でも日差しが暖かい日中は、ベンチに座ってのんびりと海を眺める時間が至福のひとときとなります。
冬の池間大橋では、風が強い日が多く、特に橋の上では横風に注意が必要です。
レンタカーで訪れる際は、ハンドルをしっかりと握り、安全運転を心がけましょう。
また、橋の上での駐停車は危険ですので、必ず指定の駐車スペースに車を停めてから観光してください。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 宮古島市平良字池間 |
| 橋の長さ | 1,425m |
| 駐車場 | 宮古島側・池間島側に無料駐車場あり |
| おすすめ時間帯 | 午前中~正午(10時~12時頃) |
| 滞在目安時間 | 20分~40分 |
来間大橋

来間大橋は、宮古島本島と来間島を結ぶ全長1,690mの橋で、美しいアーチを描く橋の形状と、その下に広がる透き通った海のコントラストが絶景を生み出しているスポットです。
池間大橋とともに、宮古島を代表するドライブルートとして多くの観光客に愛されています。
冬の来間大橋は、風向きによっては波が穏やかで、海面が鏡のように空を映し出す美しい光景に出会えることがあります。
橋の下を通過する際には、左右に広がる海の色の違いを楽しむことができ、太陽の角度によって刻々と変化する海の表情は何度見ても飽きることがありません。
来間島側の橋のたもとには「竜宮城展望台」があり、ここから眺める来間大橋と与那覇前浜ビーチの景色は圧巻です。
3階建ての展望台からは、来間大橋全体を一望でき、冬の澄んだ空気の中では遠く伊良部島まで見渡すことができます。
展望台へは急な階段を登る必要がありますが、その先に待つ絶景は登る価値が十分にあります。
冬の時期は、午後になると逆光になりやすいため、写真撮影を楽しむなら午前中の訪問がおすすめです。
また、橋の上は風が強いことが多いので、帽子やサングラスが飛ばされないよう注意しましょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 宮古島市下地字来間 |
| 橋の長さ | 1,690m |
| 駐車場 | 来間島側に無料駐車場あり |
| おすすめ時間帯 | 午前中(9時~11時頃) |
| 滞在目安時間 | 30分~50分(展望台含む) |
伊良部大橋

伊良部大橋は、宮古島本島と伊良部島を結ぶ全長3,540mの橋で、無料で通行できる橋としては日本最長を誇り、海の上を走る約5分間のドライブは宮古島観光のハイライトとなっています。
2015年に開通したこの橋は、美しい曲線を描きながら海の上を走る設計が特徴的です。
冬の伊良部大橋からの眺めは、まさに絶景の連続です。
橋の中央部分では海面からの高さが約30mあり、眼下に広がる海の美しさを存分に堪能できます。
透明度の高い冬の海では、橋の上からでもサンゴ礁の模様や海底の地形が見えることがあり、自然の造形美に感動することでしょう。
伊良部大橋には、橋のたもとに複数の展望スペースが設けられています。
宮古島側の「牧山展望台」からは、伊良部大橋の全景と宮古島の美しい海岸線を一望でき、冬の澄んだ空気の中では特に鮮明な景色を楽しめます。
また、伊良部島側の橋のたもとにも駐車スペースがあり、橋を背景にした記念撮影が人気です。
冬の時期は、橋の上で強い横風が吹くことが多く、特に大型車やバイクは注意が必要です。
また、橋の上での駐停車は厳禁ですので、景色を楽しむ際は必ず指定の展望スペースや駐車場に車を停めてから観光しましょう。
橋の中央付近には歩道もありますが、徒歩での往復は約1時間かかるため、時間に余裕を持った計画が必要です。
伊良部大橋を渡った先の伊良部島には、17ENDをはじめとする多くの観光スポットがあります。
橋を渡ること自体が観光の目的となるほど美しい景色が続くので、ぜひ時間をかけてゆっくりとドライブを楽しんでください。
冬の宮古島観光では外せない、必訪の絶景スポットです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 宮古島市平良~伊良部 |
| 橋の長さ | 3,540m(無料通行橋として日本最長) |
| 駐車場 | 両側に無料駐車場・展望スペースあり |
| おすすめ時間帯 | 午前中~午後早め(10時~14時頃) |
| 滞在目安時間 | 40分~60分(展望台含む) |
宮古島の冬に楽しめる体験型観光スポット5選

宮古島の冬は、ビーチやマリンアクティビティ以外にも魅力的な体験型観光スポットが数多く存在します。
天候に左右されにくい室内施設や、冬だからこそゆっくり楽しめる観光地を中心に、家族連れやカップル、一人旅の方にもおすすめのスポットをご紹介します。
宮古島海中公園

宮古島海中公園は、海に入らずに美しい海中世界を観察できる貴重な施設として、冬の宮古島観光で特に人気の高いスポットです。
水深4メートルの海中観察施設があり、24個のアクリルパネル越しに自然のままの熱帯魚やサンゴ礁を鑑賞することができます。
冬季は海水温が下がるものの、宮古島の海は年間を通じて高い透明度を誇り、冬でも多くの魚たちが観察できます。
特に12月から2月にかけては、水温低下により海の透明度がさらに上がるため、より鮮明に海中の様子を楽しむことができます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~18:00(最終入館17:30) |
| 入場料金 | 大人1,000円、高校生800円、小中学生500円、6歳未満無料 |
| 所要時間 | 約30分~1時間 |
| 天候の影響 | 雨天でも楽しめる |
施設内は階段を下りて海中観察室に向かう構造になっており、高齢者や小さなお子様連れでも安心して利用できます。
周辺にはレストランやお土産ショップも併設されており、ゆっくりと時間を過ごすことができます。
雪塩ミュージアム

雪塩ミュージアムは、宮古島の特産品である雪塩について学び、体験できる施設です。
宮古島の地下海水から作られる雪塩は、ギネス世界記録に認定されたミネラル含有数世界一の塩として知られています。
館内では雪塩の製造工程を見学できるほか、雪塩を使った様々な商品の試食や購入が可能です。
特に人気なのが雪塩ソフトクリームで、塩の風味が甘さを引き立て、独特の美味しさを楽しめます。
また、雪塩を使った調味料やコスメ商品など、お土産選びにも最適です。
冬の観光では、屋内でゆっくりと見学できる点が大きなメリットです。
雪塩の試食コーナーでは、チョコレートやキャラメルなど様々な食材との組み合わせを試すことができ、自分好みの味を見つける楽しみがあります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00~18:30(4月~9月)、9:00~18:00(10月~3月) |
| 入場料金 | 無料 |
| 所要時間 | 約30分~45分 |
| 体験内容 | 製造工程見学、試食、ショッピング |
施設は無料で入場できるため、気軽に立ち寄れる観光スポットとして人気です。
雪塩を使った美容パックの体験コーナーもあり、女性観光客に特に好評です。
ユートピアファーム宮古島

ユートピアファーム宮古島は、亜熱帯の植物やフルーツを栽培する観光農園で、マンゴーやドラゴンフルーツなど南国ならではの果物を見学・購入できる施設です。
園内にはブーゲンビリアをはじめとした色鮮やかな花々が咲き誇り、冬でも温暖な宮古島の気候を活かした植物観察が楽しめます。
冬季は特にマンゴーの花が咲く時期にあたり、夏に収穫される甘いマンゴーの元となる可憐な花を観察できる貴重な機会です。
また、園内のカフェでは自家製フルーツを使ったスムージーやジュース、スイーツを味わうことができ、トロピカルな雰囲気を満喫できます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~17:00 |
| 入場料金 | 無料 |
| 所要時間 | 約45分~1時間30分 |
| 見どころ | マンゴー園、ブーゲンビリア、カフェ、ショップ |
園内は広々としており、散策路も整備されているため、ゆったりとした時間を過ごせます。
冬の宮古島は本土に比べて気温が高く、屋外での観光も快適に楽しめるため、自然を感じながらのんびり過ごしたい方に最適です。
ショップでは加工品やジャム、ドライフルーツなどお土産に適した商品も豊富に揃っています。
宮古島市熱帯植物園

宮古島市熱帯植物園は、約1,600種類もの熱帯・亜熱帯植物を栽培展示する本格的な植物園です。
12万平方メートルの広大な敷地内には、ヤシ類、ハイビスカス、プルメリアなど色とりどりの植物が植えられており、まるでジャングルの中を探検しているような気分を味わえます。
冬の時期でも宮古島の温暖な気候により、多くの植物が花を咲かせており、本土では見ることのできない珍しい植物を観察できます。
園内には遊歩道が整備されており、家族連れでも安心して散策できます。
また、展望台からは宮古島の美しい景色を一望することができ、写真撮影スポットとしても人気です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 営業時間 | 8:30~18:00 |
| 入場料金 | 無料 |
| 所要時間 | 約1時間~2時間 |
| 施設 | 展望台、芝生広場、休憩所 |
園内にはベンチや休憩所も設置されており、のんびりと植物観察を楽しむことができます。
植物に関する説明板も充実しているため、教育的な観光スポットとしても価値が高く、子どもの学習にも最適です。
冬は本土からの観光客も少なく、静かな環境で自然を満喫できる穴場スポットとなっています。
シギラ黄金温泉

シギラ黄金温泉は、沖縄県内で数少ない天然温泉施設の一つで、宮古島の冬観光において特別な体験を提供してくれるスポットです。
地下1,250メートルから湧き出る源泉は、茶褐色のにごり湯が特徴で、ミネラル豊富な成分が含まれています。
露天風呂からは南国の植物や美しい空を眺めながら入浴でき、日中は青空、夕方はサンセット、夜は満天の星空と、時間帯によって異なる景色を楽しめます。
冬の宮古島は夜間冷え込むこともあるため、温泉で体を温めることができるのは大きな魅力です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 営業時間 | 12:00~23:00(最終受付22:00) |
| 入浴料金 | 大人1,570円、小学生840円 |
| 泉質 | 単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉) |
| 浴場の種類 | 露天風呂、内湯、サウナ |
施設内にはサウナや休憩スペースも完備されており、ゆっくりとリラックスできます。マリンアクティビティで冷えた体を温めるのにも最適で、観光の締めくくりとして立ち寄る観光客も多くいます。
タオルやアメニティのレンタルもあるため、手ぶらで訪れることができる点も便利です。
冬の宮古島では、日中は暖かくても朝晩は気温が下がることがあります。
温泉で温まることで体調を整えることができ、特に連泊する旅行者にとっては疲労回復にも効果的です。
シギラリゾート内に位置しているため、周辺のレストランやショップと合わせて楽しむこともできます。
宮古島の冬に楽しめるアクティビティ

宮古島の冬は、夏と比べて観光客が少なく、落ち着いた雰囲気の中でマリンアクティビティを楽しむことができます。
気温は20度前後と本土と比べて温暖で、海の透明度は冬の方が高くなる傾向にあります。
冬季限定のアクティビティもあり、宮古島の冬ならではの魅力を体験できます。
シュノーケリング

宮古島の冬のシュノーケリングは、海の透明度が一年で最も高くなる時期として知られています。
プランクトンの発生が少なく、視界が20メートル以上になることも珍しくありません。
水温は22~24度程度で、ウェットスーツを着用すれば快適に楽しめます。
冬のシュノーケリングでは、夏とは異なる海の生き物に出会えます。
ウミガメは一年中見られますが、冬は海が穏やかな日が多く、じっくり観察できるチャンスが増えます。
また、回遊魚の群れや、色鮮やかな熱帯魚たちが岩陰で身を寄せ合う姿も観察できます。
おすすめのシュノーケリングスポットは、新城海岸や吉野海岸です。
比較的浅瀬でサンゴ礁が広がっており、初心者でも安心して楽しめます。
ツアーに参加すれば、ガイドが魚の種類や見どころを詳しく教えてくれるため、より充実した体験になります。
| 時期 | 水温 | 透明度 | 服装 |
|---|---|---|---|
| 12月 | 23~24度 | 非常に高い | 5mmウェットスーツ |
| 1月 | 22~23度 | 最高 | 5mmウェットスーツ+フードベスト |
| 2月 | 21~22度 | 最高 | 5mmウェットスーツ+フードベスト |
ダイビング

宮古島のダイビングは、冬こそベストシーズンと言われています。
透明度が30メートルを超えることもあり、青く澄み切った海中世界を堪能できます。
宮古島周辺には100以上のダイビングポイントがあり、初心者から上級者まで楽しめるスポットが揃っています。
冬のダイビングの最大の魅力は、宮古島独特の地形ダイビングです。
複雑に入り組んだ洞窟や、光のカーテンが降り注ぐアーチなど、幻想的な光景が広がります。
代表的なポイントとして、魔王の宮殿、アントニオガウディ、通り池などがあり、いずれも中級者以上向けの人気スポットです。
冬は北風が強い日が多いため、風向きに応じて潜るポイントを選ぶことが重要です。
経験豊富なダイビングショップのガイドに相談すれば、当日のコンディションに最適なポイントへ案内してもらえます。
体験ダイビングのプランもあり、ライセンスを持っていない方でも気軽に挑戦できます。
冬のダイビングでは、ウェットスーツだけでなく、ドライスーツを選択することも可能です。
ドライスーツを着用すれば、体が濡れないため寒さを感じにくく、より長時間のダイビングを楽しめます。
SUP体験

SUP(スタンドアップパドルボード)は、ボードの上に立ってパドルを漕ぎながら水上を進むアクティビティです。
宮古島の冬は風が強い日もありますが、穏やかな日を選べば初心者でも安心して楽しめます。
冬のSUP体験では、透明度の高い海を上から眺めながらクルージングできるのが魅力です。
海底のサンゴ礁や魚たちの姿が水面からはっきり見え、まるで空中散歩をしているような感覚を味わえます。
バランス感覚が養われるため、体幹トレーニングにもなります。
おすすめの体験スポットは、波が穏やかなイムギャーマリンガーデンや、遠浅の海が広がる与那覇前浜ビーチです。
インストラクターが丁寧に指導してくれるツアーに参加すれば、30分程度で基本的な操作を習得できます。
サンライズやサンセットの時間帯に合わせたツアーも人気です。朝日や夕日に染まる海上を進む体験は、忘れられない思い出になります。
防寒対策として、ウェットスーツの上にウインドブレーカーを着用することをおすすめします。
カヤック体験

シーカヤックは、SUPよりも安定性が高く、風の影響を受けにくいため、冬の宮古島でも快適に楽しめるアクティビティです。
座った状態で漕ぐため、体力に自信がない方や小さなお子様連れの家族にも適しています。
宮古島の冬のカヤック体験では、マングローブ林の探検ツアーが特に人気です。
島尻マングローブ林では、カヤックでマングローブのトンネルをくぐりながら、熱帯特有の生態系を間近で観察できます。冬は虫が少なく、快適に探検できる季節です。
クリアカヤックと呼ばれる透明な底のカヤックを使用するツアーもあります。
漕ぎながら海底の様子を観察でき、サンゴ礁や魚たちを上から眺める贅沢な体験ができます。
写真映えするアクティビティとして、SNSでも人気を集めています。
カヤックツアーは半日コースが一般的で、ガイドが宮古島の自然や生き物について詳しく解説してくれます。
無人島への上陸やシュノーケリングとセットになったプランもあり、一日中海を満喫できます。
| アクティビティ | 難易度 | 所要時間 | 料金目安 |
|---|---|---|---|
| シュノーケリング | 初級 | 2~3時間 | 5,000~8,000円 |
| 体験ダイビング | 初級~中級 | 3~4時間 | 12,000~15,000円 |
| SUP体験 | 初級 | 2~3時間 | 6,000~9,000円 |
| カヤック体験 | 初級 | 2.5~3.5時間 | 6,000~10,000円 |
冬のアクティビティを楽しむための準備
宮古島の冬にマリンアクティビティを楽しむ際は、いくつかの準備が必要です。
まず、必ずウェットスーツをレンタルまたは持参しましょう。
ほとんどのツアーではレンタル料金がツアー代金に含まれていますが、事前に確認することをおすすめします。
日焼け止めは冬でも必須です。曇りの日でも紫外線は強く、水面の反射でさらに日焼けしやすくなります。
海に優しいリーフセーフの日焼け止めを選ぶことで、サンゴ礁の保護にも貢献できます。
アクティビティ後の着替えやタオルは必ず用意しましょう。
冬は風が冷たく感じることがあるため、すぐに体を拭いて着替えることが大切です。防寒用の上着やパーカーも持参すると安心です。
ツアーの予約は、天候の影響を考慮して、滞在期間中の複数日で候補日を設けておくことをおすすめします。
冬は天候が変わりやすく、風が強い日は海のコンディションが悪くなるため、ツアーが中止になることもあります。
宮古島の冬観光のメリット

宮古島の冬は、夏のハイシーズンとは異なる魅力が満載です。
オフシーズンならではの利点を活かせば、より充実した旅行を楽しむことができます。
ここでは、冬に宮古島を訪れる3つの大きなメリットについて詳しく解説します。
旅行費用が安い

冬の宮古島旅行の最大のメリットは、旅行費用を大幅に抑えられることです。
夏のハイシーズンと比較すると、航空券やホテルの料金が格段に安くなります。
航空券については、東京からの往復で夏季は5万円から8万円程度かかるところ、冬季は2万円から4万円程度で購入できることも珍しくありません。
特に1月中旬から2月にかけては、年末年始の繁忙期を過ぎるため、さらにお得な価格設定になります。
| 時期 | 航空券目安(往復) | ホテル料金目安(1泊) |
|---|---|---|
| 夏季(7月~8月) | 50,000円~80,000円 | 20,000円~40,000円 |
| 冬季(12月~2月) | 20,000円~40,000円 | 8,000円~20,000円 |
宿泊施設も同様に、リゾートホテルやコンドミニアムの料金が夏季の半額程度になることもあります。
高級リゾートホテルでも、冬季なら比較的手頃な価格で宿泊できるため、普段は手が届かないようなワンランク上の宿泊体験を楽しむチャンスです。
また、レンタカーや各種アクティビティの料金も冬季料金が適用され、全体的な旅行予算を抑えることができます。
同じ予算でも冬なら滞在日数を延ばしたり、より上質なホテルに泊まったりすることが可能になります。
観光客が少なく快適
冬の宮古島は観光客の数が夏に比べて大幅に減少するため、混雑を避けてゆったりと観光を楽しめるというメリットがあります。
人気のビーチスポットでも、夏なら駐車場待ちや混雑で写真撮影もままならないような場所が、冬であれば貸切状態で楽しめることも珍しくありません。
与那覇前浜ビーチや砂山ビーチなどの有名スポットでも、人が少ないため、美しい景色を独り占めできる贅沢な時間を過ごせます。
レストランやカフェでも待ち時間が少なく、予約なしで入店できることが多くなります。
地元の人気店でも、夏なら1時間以上待つような店でも、冬ならスムーズに入れることがほとんどです。
ゆっくりと食事を楽しみながら、店員さんとの会話を通じて地元の情報を得られることもあります。
レンタカーでの移動も快適です。夏季はレンタカー不足で希望の車種が借りられないこともありますが、冬季は選択肢が豊富です。
また、道路の混雑も少ないため、スムーズに各観光スポットを巡ることができます。
静かな環境でゆっくりと宮古島の自然や文化に触れたい方には、冬の時期が最適です。
のんびりとした島時間を満喫できるのは、オフシーズンならではの魅力といえるでしょう。
宮古島の冬観光の注意点

宮古島の冬は本土よりも温暖で過ごしやすい気候ですが、南国特有の注意すべきポイントがいくつかあります。
快適な冬の宮古島旅行を楽しむために、事前に把握しておきたい注意点をご紹介します。
天候が変わりやすい
宮古島の冬は天気の変化が激しく予測が難しいのが大きな特徴です。
朝は晴れていても急に雨が降り出したり、強風が吹いたりすることが頻繁にあります。
特に12月から2月にかけては前線の影響を受けやすく、曇りや雨の日が続くこともあります。
冬の宮古島では北風が強く吹く日が多く、体感温度が気温よりも低く感じられることがあります。
風速が10メートルを超える日も珍しくなく、ビーチでは砂が舞い上がることもあるため注意が必要です。
天候の変化に備えて、以下のような対策をおすすめします。
| 対策項目 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 携行品 | 折りたたみ傘、ウィンドブレーカー、薄手のレインウェア |
| 服装 | 脱ぎ着しやすい重ね着スタイル、防風性のある上着 |
| スケジュール | 屋内施設と屋外観光をバランスよく組み込む |
| 情報収集 | 毎朝天気予報をチェック、現地の気象情報に注意 |
特に離島への船便を利用する予定がある場合は、海上の気象条件によって運航が欠航になる可能性も考慮しておく必要があります。
天候不良が予想される日は、予定を柔軟に変更できるようにしておくと安心です。
海水温が低い
冬の宮古島の海水温は本土の海に比べれば暖かいものの、夏場と比較すると10度以上も低下するため長時間の海中活動には適切な装備が必要です。
12月で約24度、1月から2月にかけては22度から23度程度まで下がります。
ウェットスーツなしで海に入ると、想像以上に体が冷えてしまいます。
特にシュノーケリングやダイビングなど、水中で動きが少ないアクティビティでは体温が奪われやすく、30分程度でも体が芯から冷えることがあります。
低体温症のリスクもあるため、無理は禁物です。
冬のマリンアクティビティを楽しむ際の装備と注意点は以下の通りです。
| アクティビティ | 推奨装備 | 注意点 |
|---|---|---|
| シュノーケリング | 5mmウェットスーツ、グローブ | 水面にいる時間が長いため防寒対策が重要 |
| ダイビング | 5mm以上のウェットスーツまたはドライスーツ、フードベスト | 水深が深いほど水温が低くなる |
| SUP・カヤック | 3mmウェットスーツ、ラッシュガード | 落水時に備えて防寒着は必須 |
| 海水浴 | ラッシュガード、ウェットスーツ | 風が強い日は体感温度がさらに下がる |
海から上がった後の体の冷えにも注意が必要です。
風に当たると急激に体温が奪われるため、すぐにタオルで体を拭き、暖かい服に着替えることが大切です。
温かい飲み物を用意しておくと、体を内側から温めることができます。
また、冬の海は透明度が高く美しい一方で、波が高くなる日も多いため海況をよく確認してから海に入ることが重要です。
遊泳禁止の表示がある場合は必ず従いましょう。
マリンショップの営業状況を確認
冬の宮古島では、マリンアクティビティを提供するショップの中には営業時間を短縮したり休業したりする店舗があるため、事前の確認が非常に重要です。
特に1月から2月にかけてはオフシーズンとなり、定期的に休業日を設けているショップも少なくありません。
人気のダイビングショップやシュノーケリングツアーでも、冬季は1日の出航回数が減少することがあります。
また、天候や海況によっては当日になってツアーが中止になることもあるため、スケジュールには余裕を持たせることをおすすめします。
冬季のマリンショップ利用で注意すべきポイントをまとめました。
| 確認項目 | 確認方法・タイミング |
|---|---|
| 営業日・営業時間 | 予約前に公式サイトや電話で確認、不定休の店舗に注意 |
| 予約の可否 | 冬季は予約必須の店舗が多い、希望日の1週間前までに予約 |
| キャンセルポリシー | 天候不良時の対応、キャンセル料の発生条件を事前確認 |
| レンタル装備 | 冬用ウェットスーツのサイズと厚さ、在庫状況の確認 |
| 送迎サービス | 冬季は送迎を休止する店舗もあるため要確認 |
特にダイビングやシュノーケリングなどの海中アクティビティは、波の高さや風の強さによって催行できるポイントが限られるため、希望する場所に行けない可能性もあることを理解しておきましょう。
経験豊富なガイドが安全な場所を選定してくれますが、期待していたポイントと異なる場合もあります。
また、ビーチでのSUPやカヤックなどのレンタルも、冬季は取り扱いを休止しているビーチがあります。
与那覇前浜ビーチや新城海岸など主要ビーチでも、監視員が常駐していない時期があるため、遊泳する際は自己責任での判断が求められます。
飲食店やカフェについても同様で、冬季は営業時間を短縮したり定休日を増やしたりする店舗があります。
特にビーチ沿いのカフェやレストランは、観光客の減少に合わせて営業形態を変更することが多いため、訪れる前に必ず営業状況を確認することをおすすめします。
レンタカーやレンタサイクルなどの移動手段については比較的安定して営業していますが、冬季料金が適用される場合もあるため、予約時に料金体系を確認しておくと良いでしょう。
繁忙期と比べて予約が取りやすいのは冬観光のメリットですが、その分サービス内容にも変化があることを念頭に置いて計画を立てることが大切です。
まとめ
宮古島の冬は、平均気温が18〜20度と温暖で、本土の春から初夏のような過ごしやすい気候が魅力です。
旅行費用が夏のハイシーズンに比べて大幅に安く、観光客も少ないため、ゆったりと観光を楽しめるメリットがあります。
冬でもシュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティは可能で、ウェットスーツを着用すれば十分に楽しめます。
与那覇前浜ビーチや砂山ビーチなどの美しいビーチは冬でも訪れる価値があり、東平安名崎や伊良部大橋などの絶景スポットは混雑を避けて撮影できるのが魅力です。
服装は日中は半袖でも過ごせますが、朝晩は冷え込むため薄手の上着が必須です。
天候が変わりやすいため、雨具の準備も忘れずに。
マリンショップの営業状況は事前確認が必要ですが、冬限定でホエールウォッチングも体験できます。
費用を抑えながら、混雑を避けて宮古島の魅力を満喫したい方には、冬の観光が最適なシーズンといえるでしょう。
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