宮古島の隠れた名所「仲原鍾乳洞」は、約10万年の時をかけて形成された神秘的な地下空間です。
この記事では、仲原鍾乳洞の魅力から実際の観光に役立つ実践的な情報まで、訪れる前に知っておきたいすべてをお伝えします。
天井が崩落して自然光が差し込むドリーネ地形や、幻想的な鍾乳石の絶景など、他の鍾乳洞では味わえない独特の見どころを詳しく解説。
営業時間や入場料、予約方法といった基本情報はもちろん、適切な服装や持ち物、所要時間まで具体的にご紹介します。
さらに、宮古島観光を最大限に楽しむため、仲原鍾乳洞と合わせて訪れたい東平安名崎や与那覇前浜ビーチなど、周辺の人気観光スポットもピックアップ。
子供連れや高齢者の方でも楽しめるのか、雨天時の対応など、よくある質問にも答えています。
この記事を読めば、仲原鍾乳洞観光を安心して満喫でき、宮古島旅行がより充実したものになるでしょう。
仲原鍾乳洞とは

仲原鍾乳洞は、宮古島市城辺友利に位置する全長265mの鍾乳洞で、サトウキビ畑に囲まれた南部エリアにひっそりと存在しています。
看板も目立たず、ナビも頼りにならない場所で、まるで秘密基地に向かうようなワクワク感と冒険心をくすぐる宮古島の隠れた観光スポットです。
地上から階段で15mほど下りていくと大きな空間が広がり、沖縄の樹木が生い茂っていて、そこに日差しがキラキラ降り注ぎ洞窟の入口を照らしている景観はとても神秘的な光景が広がります。
洞窟内はひんやりしていて、探検気分を味わうことができ、歩道が整備されていたり、勾配もほぼない為、高齢者の方も子供でも楽しめるスポットとして人気を集めています。
宮古島に眠る10万年の歴史
仲原鍾乳洞は、約10万年前に石灰岩地帯の天井が陥没してできた「ドリーネ地形」です。
下地島の通り池と同様の陥没ドリーネ地形で、天井が抜けているので、昼間は日が差し込むという珍しい構造を持っています。
宮古島は、数百万年前にサンゴ礁が海から隆起してできた琉球石灰岩という地層で覆われており、この石灰岩は雨水に溶けやすい性質があるため、長い年月をかけて地中に無数の空洞、つまり鍾乳洞が形成されたと考えられています。
長い年月をかけて琉球石灰岩により創出された神秘的な空間には、巨大なつらら石や石柱、石筍があり見応え抜群です。
琉球石灰岩は宮古島の大地に降り注いだ雨水を含み、いまもなおゆっくりと少しずつ10万年前から変わらぬ時間軸の中でサトウキビ畑の下に広がる地下空間は成長し続けています。
個人所有の珍しい鍾乳洞

仲原鍾乳洞の大きな特徴は、個人所有のスポットになっており、オーナーさん自らが解説付きで案内してくれる点です。
個人の方のサトウキビ畑の地下に鍾乳洞があるとわかり、オーナーさん一家が手造りで整備して一般人に公開してくれているという、全国的にも大変珍しいケースと言えるでしょう。
仲原鍾乳洞は、実は個人の敷地内にあるため、オーナーさんの案内で向かうこととなります。
入場料は600円で要予約なので、事前に確認して訪れましょう。
一般的な大型観光施設とは異なり、個人経営ならではのアットホームな雰囲気が魅力となっています。
オーナーの個人所有であるため、一般的な観光地にはない自由な使い方が可能で、過去には、ワイン講座や結婚パーティ、文化イベント、祈願式典などが行われ、洞窟内の天然吹き抜け空間を特別な体験型ホールとして活用されています。
鍾乳洞を体験型の文化施設として活かすその柔軟性は、宮古島の新たな観光スタイルの提案となっています。
鍾乳洞は年間を通じて気温が20度前後に一定に保たれており、遮光しているので、泡盛を熟成させるにはもってこいの天然蔵で、宮古島産の好きな銘柄の泡盛を持参すると、年間2,500円で預かってもらえるサービスも提供されており、単なる観光施設の枠を超えた多様な楽しみ方が可能です。
仲原鍾乳洞の見どころ

仲原鍾乳洞は地上から階段で15mほど下りていくと大きな空間が広がり、沖縄の樹木が生茂っていて、そこに日差しがキラキラ降り注ぎ洞窟の入口を照らしている景観はとても神秘的な場所です。
サトウキビ畑の地下に広がる神秘の世界として、宮古島観光で訪れる価値のあるスポットとなっています。
長年かけて琉球石灰岩により創出された神秘的な鍾乳洞は、地下に15m降りたところにあります。
この鍾乳洞の特徴は、他の一般的な鍾乳洞とは異なる独特の地形と自然光が織りなす幻想的な空間にあります。
天井が崩落した神秘的なドリーネ地形
約10万年前に石灰岩地帯の天井が陥没してできた「ドリーネ地形」という非常に珍しい地形が仲原鍾乳洞の最大の特徴です。
宮古諸島の下地島にある有名な「通り池」と同じタイプの地形であり、宮古島においても貴重な地質学的価値を持つスポットとなっています。
直径30m高さ15mの断崖に囲まれた、天井の崩落した鍾乳洞は、地上と地下をつなぐ壮大な空間を生み出しています。
天井が開いているため、通常の鍾乳洞とは異なり、自然光が差し込む開放的な雰囲気が魅力です。
全長265mの広大な洞窟ですが、そのうち15mまでは観光をすることができます。
見学できる範囲は限られていますが、その空間には数万年の歳月が作り出した自然の造形美が凝縮されています。
自然光が差し込むグリーンエントランス
仲原鍾乳洞の入口部分は「グリーンエントランス」と呼ばれ、天井が開いているため自然光が差し込み、緑豊かな植物が生い茂る神秘的な空間となっています。
上からは植物のつるが下がり、ガジュマルが枝を伸ばして、これからの秘境探検の雰囲気を盛り上げてくれます。
この光景は、まるでジャングルの中に迷い込んだような非日常的な体験を提供します。
地下15mの空間に降り立つと、そこには緑と光が調和した美しい景観が広がります。
つらら石や鍾乳石がたくさんあり、光が差し込むと神秘的な空間が広がります。
この光の演出は、時間帯によって表情を変え、訪れるたびに異なる感動を与えてくれます。
特に晴れた日には、天井の開口部から差し込む光が洞内を幻想的に照らし出します。
雨の日でも、雨粒が植物の葉を打つ音が洞内に響き渡り、別の趣を楽しむことができます。
幻想的な鍾乳石と石筍

洞窟内には巨大なつらら石や石柱、石筍があり見応え抜群です。
長い年月をかけて形成された自然の造形は、まさに地球が生み出したアート作品と言えるでしょう。
洞窟の中には古酒蔵として泡盛が保存されていたり、その奥に行くとライトで照らされた奇形な鍾乳石をみることができます。
洞内は適度な湿度と温度が保たれており、泡盛の熟成に最適な環境となっています。
竜のように見えるつらら石、七福神のような形、子どもを抱っこしている女性のように見える石筍など、自然が作り出した造形は、見る人の想像力をかき立てます。
様々な形に見える鍾乳石や石筍は、訪れる人それぞれに異なるメッセージを伝えているかのようです。
入り口部分は肌寒いですが、奥に入り階段を上がっていくと暑くなって、湿度も上がっていきます。
この温度変化も、仲原鍾乳洞ならではの体験の一つです。
洞内と外の温度差により、神秘的な雰囲気がさらに高まります。
パワースポットとしての魅力
仲原鍾乳洞は、パワースポットであるとも言われています。縁結びや子宝に霊験があるとのことです。
地元の人々に古くから信仰されてきた場所でもあり、単なる観光地ではなく聖なる場所としての側面も持っています。
中には「ンマリアブ」と呼ばれる昔から地元の方々に拝まれてきた場所があります。
この場所は特別な意味を持ち、特に子宝に恵まれるといわれ、60組以上の方がお礼参りにいらしているそうです。
ンマリ=生まれるという意味から、物事が良い方向に進むという意味もあり、結婚や商談の成功をここで願いに来る方も多いそうです。
このように、仲原鍾乳洞は様々な願いを持つ人々が訪れる祈りの場所でもあります。
このエントランスから先は信仰の場ですので撮影禁止です。神聖な場所であることを尊重し、マナーを守って見学することが求められます。
洞内の静寂と神秘的な雰囲気は、訪れる人の心を落ち着かせ、自然のエネルギーを感じさせてくれます。
日常の喧騒から離れ、自分自身と向き合う時間を過ごせる特別な空間として、多くの観光客に愛されています。
仲原鍾乳洞の基本情報

宮古島観光で仲原鍾乳洞を訪れる前に、押さえておきたい基本情報をご紹介します。
仲原鍾乳洞はオーナーが管理している個人所有の鍾乳洞であり、一般的な観光施設とは異なる点がいくつかあります。
スムーズに見学を楽しむために、事前に確認しておきましょう。
営業時間と入場料

仲原鍾乳洞の入場料は600円です。大人600円、小中学生400円と設定されており、現金での支払いが必要となります。
受付は畑の中にあるコンクリート製の建物で、そこで入場料を支払う仕組みになっています。
営業時間は不定休のため、訪問前に必ず電話で確認することが重要です。
個人所有物のため、事前に営業時間確認が必要であり、オーナーが不在の場合は見学できない可能性があります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 入場料(大人) | 600円 |
| 入場料(小中学生) | 400円 |
| 支払い方法 | 現金のみ |
| 営業時間 | 不定休(要事前確認) |
予約方法と注意点
仲原鍾乳洞は予約制での見学が推奨されています。個人の敷地のため、オーナーが不在の場合、見学できません。
そのため、確実に見学したい場合は、電話で訪れる日時を伝えてから向かうようにしましょう。
受付スペースで入場料を払うと、オーナーさんが洞窟のポイントを説明してくれますので、最初にしっかりと聞いておくことで、より充実した見学が可能になります。
注意点として、小規模鍾乳洞のため、混雑する場合は一度のご案内に人数制限をする場合があり、最大で20分〜30分待ち時間も発生する場合があります。
時間に余裕を持って訪問するようにしましょう。
また、洞内はバリアフリーではなく、急階段のため、階段の乗降りに支障がある場合はご遠慮ください。
小さなお子様は抱っこか必ず手をとって頂きながらのご入場となります。運動靴の着用がおすすめで、お足元の高い履物は避けましょう。
アクセス方法
仲原鍾乳洞へのアクセスは、レンタカーでの移動が最も便利です。
宮古空港から車で約30分の距離にあり、外周道路・県道235号線「東平安名崎」方面へ、「ムイガー断崖」を過ぎたあたりの小さな標識に従って進みます。
仲原鍾乳洞はさとうきび畑の中を車で進み、小さい看板を頼りに行く必要があり、周囲は一面のサトウキビ畑に囲まれているため、看板を見逃さないよう注意が必要です。
畑の中にあるオレンジ色のコンクリート製の建物が鍾乳洞への受付となります。
バスでのアクセスも可能です。宮古協栄バス[系統3番]友利線「平良バスターミナル」→「仲原」下車で所要25分ですが、バス停から鍾乳洞までは徒歩での移動が必要となります。
| 交通手段 | 詳細 |
|---|---|
| 車(宮古空港から) | 約30分 |
| 県道 | 県道235号線「東平安名崎」方面 |
| 目印 | 「ムイガー断崖」を過ぎたあたり |
| バス | 宮古協栄バス[系統3番]友利線「平良バスターミナル」→「仲原」下車(所要25分) |
| 駐車場 | あり |
鍾乳洞まではオーナーさんと歩いてアクセスする形となり、受付で入場料を支払った後、オーナーの案内で鍾乳洞へ向かいます。
仲原鍾乳洞観光の楽しみ方

服装と持ち物
適切な靴選び
仲原鍾乳洞では運動靴がおすすめされており、足元が暗く滑りやすいため、スニーカーで訪れることが推奨されています。
ビーチサンダルやヒールの高い履物は避け、滑りにくい運動靴やスニーカーを選ぶことが重要です。
洞内は整備されているものの、水分により足元が濡れている箇所もあり、転倒のリスクを減らすためにも履きなれた靴での訪問が安心です。
服装の選び方
仲原鍾乳洞内は年間を通じて気温が一定でひんやりとした環境になっています。
宮古島の地上が真夏で暑い時期でも、洞内は涼しく感じられるため、薄手の羽織物やカーディガンなどを持参すると快適に見学できます。
動きやすいパンツスタイルが推奨されますが、歩道が整備されていて勾配もほぼないため、過度な装備は必要ありません。
持ち物リスト
| アイテム | 重要度 | 用途 |
|---|---|---|
| スニーカー・運動靴 | 必須 | 滑りやすい洞内の安全な歩行のため |
| 羽織物 | 推奨 | 洞内の冷気対策 |
| カメラ・スマートフォン | 推奨 | 神秘的な光景の撮影 |
| タオル | あると便利 | 汗拭きや水滴対策 |
| 飲み物 | あると便利 | 移動中の水分補給 |
洞内には照明が設置されていますが、スマートフォンのライト機能があると細部の観察にも役立ちます。
少数ながら履き替え用の靴も準備されていますが、サイズが合わない可能性もあるため、できるだけ自分に合った靴を持参することをおすすめします。
所要時間
見学にかかる標準的な時間
全長265mの広大な洞窟のうち、150mまでが観光可能となっており、標準的な見学所要時間は30分から40分程度です。
オーナーが洞窟のポイントを説明してくれますので、受付時の説明を含めると全体で1時間程度を見込んでおくと余裕を持って楽しめます。
時間配分の目安
| 項目 | 所要時間 | 内容 |
|---|---|---|
| 受付・説明 | 約5~10分 | 入場料支払いと見どころの説明 |
| 階段の上り下り | 約5分 | 地上から15m下への移動 |
| 洞内見学 | 約30~40分 | 鍾乳石や石筍の観察、写真撮影 |
| 合計 | 約50分~1時間 | – |
じっくりと写真を撮影したり、鍾乳石の細部まで観察したい場合は、さらに10分から15分程度余裕を持った時間設定がおすすめです。
混雑する場合は入場に人数制限があり、最大で20分から30分の待ち時間が発生する場合もありますので、時間に余裕を持って訪れることが大切です。
訪問に適した時間帯
午前中の早い時間帯や夕方は比較的空いている傾向にあり、ゆったりと見学できます。
日差しがキラキラ降り注ぎ洞窟の入口を照らしている景観が見られるため、太陽の高度が適度な時間帯の訪問は、特に神秘的な光景を堪能できます。
正午前後の明るい時間帯は、緑の植物と自然光のコントラストが美しく映える瞬間です。
撮影について

撮影可能なポイント
仲原鍾乳洞では撮影は自由に行うことができます。洞窟に様々な色の光があり、鍾乳洞に光が反射していろんな色に光っています。
特に撮影におすすめのポイントは以下の通りです。
おすすめ撮影スポット
エントランスの緑の空間は、仲原鍾乳洞の最大の特徴です。鍾乳洞ですが植物が自生する緑の空間があり、光が差し込むと神秘的な空間が広がります。
天井が崩落してできたドリーネ地形により、地上からの自然光が降り注ぐ様子は他の鍾乳洞では見られない独特の光景となっています。
洞内のライトアップされた鍾乳石や石筍も撮影の見どころです。
巨大なつらら石やシーサー石筍、聖母マリアの姿をした鍾乳石がありますので、これらの造形美を様々な角度から撮影すると、自然の芸術作品を記録できます。
撮影時の注意点
| 注意点 | 理由・対策 |
|---|---|
| 足元に注意 | 撮影に夢中になると足元が暗く滑りやすい場所で転倒リスクがある |
| フラッシュの使用 | 他の見学者の迷惑にならないよう配慮する |
| 三脚の使用 | 通路が狭い箇所があるため、他の見学者の邪魔にならないか確認 |
| 鍾乳石に触れない | 撮影のために近づきすぎて鍾乳石を傷つけないよう注意 |
撮影テクニック
洞内は暗い場所と明るい場所のコントラストが大きいため、スマートフォンのHDRモード機能を活用すると美しい写真が撮影できます。
特にエントランス部分では、上部から差し込む光と緑の植物、洞窟の暗闇という三層の光の階層を意識して構図を決めると印象的な写真になります。
カラフルなライトアップが施されている鍾乳石エリアでは、露出を少し暗めに設定することで、ライトの色彩をより鮮やかに表現できます。
手ブレを防ぐため、壁や手すりに軽く体を支えながらの撮影も有効です。
記念撮影のポイント
地上から下ること15m。ようやく入り口に到着しますが、階段を降りきった直後の緑の空間は人物撮影に最適なスポットです。
背景に自然光が差し込む幻想的な雰囲気を取り込みながら、訪問の思い出を形に残すことができます。
洞内の巨大な鍾乳石をバックにした撮影も、スケール感が伝わる記念写真となります。
仲原鍾乳洞と一緒に訪れたい宮古島の観光スポット
仲原鍾乳洞の見学時間は1時間もあれば十分です。せっかく宮古島を訪れたのであれば、周辺の魅力的な観光スポットも合わせて巡ることで、より充実した旅の思い出を作ることができます。
仲原鍾乳洞は宮古島の南東部エリアに位置しているため、同じエリアの絶景ビーチや景勝地へのアクセスも良好です。
ここでは、仲原鍾乳洞と一緒に訪れたい宮古島の代表的な観光スポットを4つご紹介します。
鍾乳洞での神秘体験と、宮古ブルーの海を満喫する組み合わせが、宮古島観光の醍醐味と言えるでしょう。
東平安名崎

洞窟から車で約20分の場所には、宮古島の絶景ポイントである東平安名崎があります。
仲原鍾乳洞を自動車で訪れる際には、宮古島から県道235号を東平安名岬方面へしばらくまっすぐ進みますので、同じルート上にあり立ち寄りやすい立地です。
東平安名崎は宮古島の最東端に位置する岬で、約2キロメートルにわたって細長く突き出した地形が特徴的です。
岬の先端からは太平洋と東シナ海の両方を見渡すことができ、コバルトブルーの海が360度パノラマで広がる圧巻の景観を楽しめます。
岬には白亜の灯台が建っており、灯台に登ることで、さらに高い位置から絶景を眺めることができます。
春には約2万株もの天然テッポウユリが咲き誇り、白い花と青い海のコントラストが美しい風景を作り出します。
風が強い日には、荒々しい波が岩に打ち付ける迫力ある光景も見られます。
駐車場から灯台までは遊歩道が整備されており、海風を感じながらのんびり散策するのにも最適です。
所要時間は30分から1時間程度を見込んでおくとよいでしょう。
新城海岸

新城海岸は、仲原鍾乳洞から車で約20分程度の場所にある、宮古島を代表するシュノーケリングスポットです。
透明度の高い遠浅の海が特徴で、海岸のすぐ近くに美しいサンゴ礁が広がり、色とりどりの熱帯魚やウミガメに高確率で出会えることから、シュノーケリング初心者からベテランまで幅広く人気を集めています。
ビーチには有料の駐車場やシャワー、トイレなどの設備が整っており、シュノーケリングセットのレンタルも可能です。
ライフセーバーが常駐しているため、家族連れでも安心して海を楽しむことができます。
波が穏やかで水深も浅いエリアが多いため、小さなお子様連れでも比較的安全にシュノーケリングを体験できます。
ただし、潮の満ち引きによって海の状況が変わるため、満潮時の方がより深い場所まで泳ぐことができます。
新城海岸の魅力は、何と言ってもウミガメとの遭遇率の高さです。
運が良ければ、優雅に泳ぐウミガメの姿を間近で観察できるかもしれません。
写真撮影の際は、ウミガメに触れたり追いかけたりせず、適切な距離を保つことがマナーです。
与那覇前浜ビーチ

与那覇前浜ビーチは、宮古島の南西部に位置する全長約7キロメートルにわたる白砂のロングビーチです。
仲原鍾乳洞からは車で約30分程度の距離にあります。その美しさから「東洋一の白い砂浜」とも称され、毎年多くの観光客が訪れる宮古島屈指の人気ビーチです。
きめ細やかな真っ白な砂浜とエメラルドグリーンからコバルトブルーへと変化する美しいグラデーションの海は、まさに絵葉書のような光景です。
遠浅の海が続いているため、波も穏やかで海水浴にも最適です。
ビーチ沿いには十分な駐車スペースがあり、トイレやシャワーなどの設備も完備されています。
マリンアクティビティも充実しており、パラセーリングやジェットスキー、バナナボートなど様々なアクティビティを楽しむことができます。
特におすすめなのは、夕暮れ時の訪問です。西向きのビーチであるため、水平線に沈む美しいサンセットを眺めることができ、ロマンチックな雰囲気を楽しめます。
た、来間大橋越しに見える来間島のシルエットも印象的です。
ビーチは遮るものがほとんどないため、日差しが強い日中は日焼け対策をしっかりと行うことが重要です。
パラソルのレンタルも可能ですので、長時間滞在する場合は利用を検討するとよいでしょう。
イムギャーマリンガーデン

イムギャーマリンガーデンは、仲原鍾乳洞から車で約15分の距離にある、天然の入り江を利用したユニークな海浜公園です。
サンゴ礁の隆起によって形成された天然のプールのような地形が特徴で、外海の波が入り込みにくく、一年中穏やかな海を楽しむことができます。
入り江は岩に囲まれているため、波の影響を受けにくく、小さなお子様連れや泳ぎが苦手な方でも安心してシュノーケリングや海水浴を楽しめます。
入り江の中にはサンゴや色鮮やかな熱帯魚も生息しており、自然の水族館のような環境でマリンライフを観察できます。
施設内には遊歩道や展望台が整備されており、高台からは美しい入り江の全景を見渡すことができます。
エメラルドグリーンの海と岩礁が織りなす景観は、まるで日本庭園のような美しさです。
展望台からの眺めは写真撮影スポットとしても人気があります。
駐車場は無料で利用でき、トイレやシャワーなどの基本的な設備も整っています。
ビーチへと降りる階段や遊歩道も整備されているため、アクセスも良好です。
イムギャーマリンガーデンは、その独特の地形から「インギャー」と呼ばれる宮古島の方言で「湧き水のある場所」を意味する名前がつけられています。
透明度が高く、波が穏やかなため、シュノーケリング初心者の練習場所としても適しています。
| スポット名 | 仲原鍾乳洞からの距離 | 所要時間の目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 東平安名崎 | 車で約20分 | 30分〜1時間 | 360度パノラマの絶景、灯台からの眺望 |
| 新城海岸 | 車で約20分 | 1〜2時間 | ウミガメ遭遇率が高い、シュノーケリング人気スポット |
| 与那覇前浜ビーチ | 車で約30分 | 1〜3時間 | 東洋一の白い砂浜、サンセットが美しい |
| イムギャーマリンガーデン | 車で約15分 | 1〜2時間 | 天然の入り江、波が穏やかで初心者向け |
これらのスポットは、それぞれ異なる魅力を持っており、組み合わせて訪れることで宮古島の多様な自然美を堪能できます。
仲原鍾乳洞での地下の神秘体験と、これらの海の絶景スポットを巡ることで、宮古島の陸と海、両方の魅力を余すことなく満喫できる充実した観光ルートを構築できるでしょう。
仲原鍾乳洞に関するよくある質問
子供や高齢者でも見学できますか
仲原鍾乳洞は歩道が整備されていて勾配もほぼないため、高齢者の方も子供でも楽しめるスポットです。
危険場所は手すりや光があるので、小さなお子様でも歩くことが可能で、手すりや照明が整備されているため歩きやすいのが特徴となっています。
ただし、洞内はバリアフリーではないため運動靴がおすすめで、足元の高い履物は避けるべきとされています。
また、急階段があるため、階段の乗降りに支障がある場合は遠慮する必要があり、小さなお子様は抱っこか必ず手をとって入場することが求められます。
階段は少し急ですが、手すりが設置されているので安心して見学できます。
体力に自信のない方や小さなお子様連れの方は、階段の昇降に注意が必要ですが、基本的には幅広い年齢層が楽しめる観光スポットとなっています。
事前に体調や体力を考慮して訪問を検討しましょう。
雨の日でも楽しめますか
仲原鍾乳洞は天候に左右されず楽しめるため、雨の日のプランに最適です。
鍾乳洞は地下空間にあるため、天候の影響をほとんど受けません。
雨の日もまた良く、雨がクワズイモの葉にパラパラと受ける音が素敵だという声もあります。
鍾乳洞内はひんやりとした環境で、雨が降っていても快適に観光できるのが魅力です。
天候不良時の観光先として非常におすすめで、むしろ雨の日ならではの風情を感じられる特別な体験ができるスポットといえます。
宮古島観光で天気が悪くなった際の予備プランとしても最適です。
パンプキンホールとの違いは
宮古島には仲原鍾乳洞とパンプキンホール(保良泉鍾乳洞)という2つの有名な鍾乳洞があり、それぞれ特徴が大きく異なります。
| 比較項目 | 仲原鍾乳洞 | パンプキンホール |
|---|---|---|
| 立地 | 陸上にある鍾乳洞 | 海中にある鍾乳洞 |
| アクセス方法 | ツアーや同行ガイドは不要で個人で行くことができる | ツアーでしか行くことができない |
| 見どころ | 巨大なつらら石やシーサー石筍、聖母マリアの姿をした鍾乳石 | パンキン鍾乳石が有名なシンボル |
| 難易度 | 手すりや照明が整備されていて歩きやすい | 岩場を歩いたり泳いだりするため、小さなお子様や足腰に不安のある方には難しい |
| 雨天時 | 天候に左右されず楽しめる | 海が荒れるとツアーが中止になる可能性がある |
仲原鍾乳洞は個人で気軽に訪れられて体力に自信がない方でも安心して楽しめるのに対し、パンプキンホールはツアー参加が必須でアクティブな体験を求める方に向いているという大きな違いがあります。
自分の体力や旅行スタイルに合わせて選択するとよいでしょう。
まとめ
仲原鍾乳洞は、宮古島の隠れた観光スポットとして神秘的な魅力に満ちた場所です。
10万年の歴史を持つ鍾乳洞で、天井が崩落したドリーネ地形から差し込む自然光が幻想的な空間を演出しています。
観光の際は、濡れても良い服装と滑りにくい靴が必須です。所要時間は30分から1時間程度で、比較的気軽に訪れることができます。
予約制となっているため、事前に連絡してから訪問するようにしましょう。
宮古島観光では、仲原鍾乳洞だけでなく東平安名崎や与那覇前浜ビーチなど、美しい海と自然を満喫できるスポットが数多くあります。
鍾乳洞で神秘的な地下世界を体験した後は、宮古島ならではの青い海と白い砂浜でリラックスする時間も楽しめます。
宮古島を訪れた際には、ぜひ仲原鍾乳洞で10万年の時が作り出した自然の芸術を体感してみてください。

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