宮古島の梅雨時期は、観光に適しているのはご存知でしょうか？
マリンスポーツを満喫するには、梅雨の時期を避けなければならないと考える人もいるかもしれません。
しかし、宮古島では梅雨の時期でも屋外アクティビティを楽しめます。
ただし、宮古島の梅雨の時期は本土とは異なるため注意が必要なこともあります。
この記事では、宮古島の梅雨の時期や特徴、そして梅雨の宮古島でおすすめのアクティビティを紹介します。
宮古島の梅雨はいつ？
宮古島を含む沖縄地方の例年の梅雨の時期は、5月10日頃から6月21日頃までです。
沖縄地方は、本土から遥か南西に位置しているため気候が異なります。
本土の大部分は温帯気候ですが、宮古島は亜熱帯気候に属し、梅雨入りと梅雨明けのタイミングにも違いがあります。
参考記事：気象庁
宮古島の梅雨入り
宮古島の梅雨入りは、5月上旬から中旬にかけてです。
関東甲信越地方の梅雨入りの時期は、6月上旬なので約1ヶ月の差があります。
宮古島ではゴールデンウィークのハイシーズンまでは春の気候で安定していますが、ちょうど連休明けあたりから梅雨の気配が見られる傾向にあります。
宮古島の梅雨明け
宮古島の梅雨明けは、6月上旬から下旬にかけてです。
関東甲信越地方の梅雨明けが7月中旬から下旬にかけてなので、梅雨入りのタイミングと同様、約1ヶ月の差があります。
梅雨は約1ヶ月ほど続くのが例年の傾向なので、宮古島が梅雨明けになる頃、関東甲信越地方で梅雨入りするというイメージを持つとよいでしょう。
宮古島の梅雨の特徴
宮古島の梅雨は、本土の梅雨とは異なる特徴があります。
雨が多い時期という点では共通していますが、降り方や気候の様子に違いがあるため確認しておきましょう。
スコールが多く長雨は少ない
宮古島の気候は、気温が高い夏と穏やかな状況が続く、冬の季節がはっきりと分かれている亜熱帯気候です。
亜熱帯気候の特徴の一つが、風が強くなり一気に雲が広がって、大粒の雨が降り注ぐスコールです。
スコールは熱帯気候で多く見られる現象ですが、亜熱帯気候でもよく起こります。
スコールは長続きせず、短かければ1分で止むこともあります。
宮古島ではスコールが続く時間は、平均して15分ほどです。
長雨が続く本土の梅雨とは異なり、宮古島では梅雨で雨が毎日のように降り続くことはほとんどありません。
天候の変化が大きいけれど大半は晴れる
本土の梅雨は、天候の変化が大きく雨が数日降り続いた後に晴れ、また雨が降り始めるといったことがよくあります。
宮古島の梅雨も他の時期と比べると天候の変化が大きいですが、大半は晴れています。
スコールが起こるときは、晴れているときに風が吹いてきて雲行きが怪しくなり、ザーザーと降り始めます。
しかし、少し時間が経つとまるで何事もなかったかのように晴れ間が広がり、まぶしいほどの日差しが降り注ぎます。
宮古島の梅雨の時期は、晴天に恵まれやすく本土の梅雨とはまったく違うイメージです。
高温多湿で蒸し暑い
宮古島の梅雨の時期は、日中の気温が30℃を超え、湿度が80%以上の高温多湿の状態になります。
本土から梅雨の時期に宮古島を訪れると、気温差が大きいため真夏のような暑さを感じるでしょう。
屋外では蒸し暑さを感じることが多いですが、海で過ごすのであれば爽快でダイビングやパラセーリングなどのマリンスポーツをするときにおすすめの時期です。
梅雨に宮古島に行くメリット
宮古島への観光旅行の時期として、あえて梅雨を選ぶメリットはどんなことでしょうか。
他のシーズンと比べて、梅雨に宮古島を訪れる魅力を詳しく見ていきましょう。
マリンスポーツを満喫できる
宮古島観光では、シュノーケリングやダイビング、パラセーリングなどにチャレンジしたいと考える人も多いでしょう。
宮古島の海開きは3月なので、梅雨の時期でも海に自由に入れてほとんどのマリンスポーツを楽しめます。
またこの時期はゴールデンウィークが終わり、海辺が空き始めるのでマリンスポーツを楽しみやすい環境が整っています。
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真夏のような陽気を早々に楽しめる
宮古島の梅雨は、夏が好きな人にとって真夏を早めに満喫できるメリットがあります。
宮古島では、ゴールデンウィーク明けあたりから梅雨入りとなり、気温も海水温も上昇し始めます。
本土では5月といえばまだ夏本番とは言えませんが、宮古島では夏を肌で感じながら海水浴やマリンスポーツを楽しめます。
関東甲信越地方で真夏のアクティビティを楽しむには、7月中旬頃まで待たなければならないでしょう。
5月か6月に宮古島を訪れると、1ヶ月以上早く真夏のアクティビティをスタートできるため、夏の醍醐味を味わえる期間がより長くなります。
ハイシーズンよりも費用が安い
梅雨の時期の宮古島では、旅費や宿泊費を抑えられます。
ハイシーズンに宮古島へ行こうとすると、フライト料金やホテルの宿泊料金が高くなります。
レンタカーやツアーの料金も値上げされていることが多いため、ハイシーズンに宮古島を訪れるのは資金的に難しい場合もあるでしょう。
ゴールデンウィークが終わり梅雨に入った時期はオフシーズンにあたり、フライトやホテルの料金も比較的安くなります。
場合によってはハイシーズンと比べ、半額程度になることも珍しくありません。
宮古島でお得な観光旅行をしたいなら、梅雨の時期は狙い目と言えるでしょう。
フライトやツアーを予約しやすい
梅雨の時期を選ぶと、予約が取りやすいというメリットもあります。
観光客は梅雨で雨が多いというイメージから、旅行を避けたり、ツアーでのマリンスポーツを控えて他のアクティビティを選んだりする傾向があります。
そのため、1年前から飛行機の予約をしなければならないといった状況があまり発生しません。
ダイビングやシュノーケリングなどの体験ツアーも予約が取りやすいので、滞在スケジュールを立てやすくなります。
宮古島で新しいマリンスポーツにチャレンジする際は、予約が取りやすい梅雨時期の体験ツアーが便利です。
特にマリンスポーツへ初挑戦を考えている人にもおすすめです。
梅雨に宮古島に行くときのポイント
梅雨の時期に宮古島へ旅行する際は、期待していた活動ができるように準備することが重要なポイントです。
宮古島の梅雨の特徴を踏まえて、押さえておくべきポイントを紹介します。
水分補給を怠らない
梅雨の宮古島は暑いため、熱中症や脱水症状に注意が必要です。
本土から宮古島に来ると気温差が大きいため、普段よりも水分が不足しがちです。
水中でマリンスポーツをしていると汗をあまりかいていないと勘違いしてしまい、水分不足で体調を崩すことがあります。
宮古島での行動中は、水筒やペットボトルを持ち歩き、こまめに水分補給を取るようにしましょう。
雨具を携帯する
宮古島の梅雨は雨が連続して降ることは少ないですが、スコールの可能性があるため、雨具を携帯することをおすすめします。
ちょっと前は晴れ渡っていたのに、瞬く間に雲行きが怪しくなり、大雨が降り出すこともあります。
折りたたみ傘でも雨対策にはなりますが、レインウェアを持参していれば大雨の中でも移動しやすくなります。
また、雨が降ると一時的に気温が下がり、風も強くなるため体感温度が下がります。
晴れていれば半袖と半ズボンで十分ですが、体温調整のためのウィンドブレーカーなども用意しておくとよいでしょう。
ツアーの悪天候時の対応を確認する
宮古島でツアーに参加する際は、悪天候時の対応について確認しておきましょう。
梅雨の時期は、アクティビティを開始するタイミングで雨が降り出す可能性があります。
悪天候時にもツアーが決行されるのか、中止になるのかを事前に調べておくことが重要です。
悪天候により中止になった場合の代替案の有無や、料金の返金についても確認しツアーを申し込むようにしましょう。
天気予報を確認してスケジュールを立てる
梅雨の時期は、天気予報を確認して一日のスケジュールを立てることをおすすめします。
雨の予報が出ている時間帯の過ごし方を工夫することで、無駄な時間を省きましょう。
例えば雨が降りそうな時間帯にシュノーケリングやダイビングを予定し、天候が良い時間帯にパラセーリングやサイクリングなどを計画すれば効率的です。
天気予報は変わることもあるので、次の予定に移る際には再度チェックしておくとよいでしょう。
梅雨の宮古島でおすすめのアクティビティ7選
宮古島では梅雨の時期でも晴れの日が多く、海水温も上昇するため夏のアクティビティのほとんどが楽しめます。
ただし、突然のスコールが発生する可能性があることは前述のとおりです。
ここでは、スコールを考慮した上でおすすめできるアクティビティを紹介します。
パラセーリング
パラセーリングは、海の壮大さと美しさを堪能できるアクティビティです。
パラシュートでボートから離陸し、海の上で空中散歩を楽しみます。
パラセーリングは強い雨では中止となりますが、予約の時間枠内に雨が上がれば実施可能です。
フライト時間は10分程度ですが、ボートでの移動時間も含めると30分から90分ほどかかります。
梅雨時期でも中止になってしまうことは少ないので、宮古島で梅雨の時期を狙ってパラセーリングに挑戦する人も増えてきています。
関連ページ：おすすめのパラセーリングを宮古島で満喫
ダイビング
ダイビングは、透明度の高い宮古島の海の美しさや、魚やウミガメなどの海洋生物との出会いを楽しむアクティビティです。
予約した時間に強い雨が降っていても、すぐに雨が上がって出航できることもよくあります。
ダイビング中にスコールに見舞われても、海中にいるためほとんど影響がなく気付かないこともあります。
また、雨が降ると深海の魚が浮上してくることもあり、珍しい魚に出会えるチャンスが生まれます。
シュノーケリング
シュノーケリングは、浅瀬に生息する熱帯魚やイソギンチャク、サンゴ礁の美しさを間近で観察できる魅力的なアクティビティです。
宮古島で幸運を運ぶと言われている、ウミガメを見るためのウミガメシュノーケリングも人気があります。
シュノーケリングも雨の影響をほとんど受けず、途中で大雨が降ってきても継続可能です。
宮古島では梅雨に入ると気温と海水温が上昇するため、シュノーケリングに適した環境となります。
シュノーケリングは、梅雨の宮古島で雨を気にせずに楽しめるアクティビティとして人気を集めています。
ケイビング
ケイビングは、洞窟内を探検しながら自然の美しさを肌で感じられる宮古島で人気のアクティビティです。
パンプキン鍾乳洞は、宮古島でも人気のケイビングスポットとして有名です。
洞窟内を巡りながら、鍾乳洞の神秘的な雰囲気に圧倒されることでしょう。
ケイビングは洞窟内でのアクティビティなので、基本的には雨が降っていても問題ありません。
グラスボート
グラスボートも、雨が降っても気にすることなく海の美しさを堪能できるアクティビティです。
グラスボートは船底がガラス張りになっており、そこから宮古島の透明度の高い海や、海中の魚などの生き物を観察できます。
グラスボートに乗船した後、途中で雨が降ってきても屋根があるので問題ありません。
むしろ、晴れているときと雨が降っているときの海の様子の違いを感じ取ることができます。
梅雨時期のグラスボートは、宮古島の海の多様な表情を楽しめるおすすめのアクティビティです。
SUP（スタンドアップパドルボード）
SUPは、サーフボードの上に立ってパドルを使い、水上を滑るマリンスポーツです。
宮古島ではSUP体験も盛んに行われているため、SUPデビューする人が増えています。
SUPは風の影響を受けるため、一時的に悪天候になった場合は中止する可能性があります。
ただし、風がなく雨だけであれば大丈夫です。
繁忙期を避けてゆったりとSUPを体験したい人は、梅雨の時期の宮古島を候補として検討してみると良いでしょう。
室内体験
室内体験はスコールでも問題なく行えるため、梅雨時期の宮古島旅行ではプランに組み込んでおくとよいでしょう。
シーサー作り、フォトフレーム作り、キャンドル作り、藍染めなど、さまざまな体験サービスが用意されています。
体験を通して作った作品は、きっと一生の思い出となります。
当日の空き状況次第ですぐに体験を始められるため、予期せぬ雨に見舞われたときの代替アクティビティとして人気があります。
まとめ
宮古島の梅雨は、5月初旬から中旬にかけて始まり、6月中旬まで続きます。
梅雨入り後も雨が連続して降ることは少ないため、宮古島では梅雨の時期でもマリンスポーツを満喫できます。
宮古島の梅雨は夏と同様に気温が高く、スコールのときを除けば爽快な晴天に恵まれることが多いです。
ゴールデンウィークのハイシーズンが過ぎたばかりの穴場の時期でもあるので、お得な上に予約しやすいというメリットがあります。
雨が降ったときは、室内で宮古島ならではの体験を楽しみ、晴れたら屋外アクティビティに繰り出すといった過ごし方ができます。
梅雨時期を観光のチャンスと捉え、宮古島旅行を検討してみてはいかがでしょうか。
おまけ
宮古島の梅雨は穴場！時期・特徴・おすすめアクティビティを紹介について話ましたが、いかがでしょうか？
宮古島の梅雨は穴場！時期・特徴は梅雨時期でも長く雨が降り続けることは少なく、マリンアクティビティにはおすすめな時期です。また沢山の方が梅雨だから宮古島はいかない？なんて方がいるので航空券が格安で購入出来たり、何より梅雨時期は他の観光客がすくないのでどこにいっても空いてるなどメリットが沢山あります。
ぜひ梅雨の宮古島をお楽しみください、上記内容は知っている方だけの特典かと思いますので…
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