宮古島の海は、その透明度の高さから「宮古ブルー」と呼ばれ、世界中の旅行者を魅了しています。
この記事では、宮古ブルーが生まれた秘密、おすすめのビーチ7選、そして美しい海を守るための取り組み「エコアイランド宮古島」について詳しくご紹介します。
これを読んだら宮古島の海に行きたくなっちゃうこと間違いなし♪宮古島の海の魅力をたっぷりとお伝えします。
宮古島の海「宮古ブルー」とは?
宮古島の海は、ただ青いだけでなくその透明度の高さから「宮古ブルー」と呼ばれ、世界中の旅行者を魅了しています。
この奇跡の海が生まれた秘密は、自然が長い年月をかけて作り上げた2つの仕組みの中に隠されています。
①珊瑚礁の島という特徴
宮古島は、長い年月をかけて珊瑚礁が隆起してできた島です。
そのため、島全体が平らで川がほとんどありません。大雨が降ったり、台風が来たりしても、大量の土砂が海に流れ込むことがなく、海水の透明度が保たれています。
まるで、大自然が作った天然のろ過装置のよう!
②珊瑚の浄化作用
宮古島を囲む無数の珊瑚は、光合成を行うことで海中の二酸化炭素を吸収し、酸素とミネラルを放出しています。この働きが、海水を常に浄化し、透明度の高い「宮古ブルー」を生み出しているのです。
宮古ブルーって何色?
一般的なイメージとしては、エメラルドグリーンに近い、透明感のある明るい青色を指すことが多いです。しかし、光の当たり方や見る角度、海の深さなどによって、水色からコバルトブルーまで、様々な色合いを見せるのが宮古ブルーの特徴です。
宮古ブルーは、一言で表現できない様々な表情を見せる美しい青色!
ぜひ、あなた自身の目で、その美しさを体感してみてくださいね♪
宮古島の絶景ビーチ7選
宮古島では、例年3月下旬から4月上旬にかけて海開きが行われます。
沖縄の中でも特に透明度の高い海が特徴の宮古島。その美しい海で泳げる季節がやってくるのは、地元の人はもちろん、観光客にとっても待ち遠しい瞬間です。
宮古島で一番早く海開きが行われるのは、南部の「シギラビーチ」です。そして、多くの人々に愛される人気ビーチ「与那覇前浜ビーチ」の海開きは、例年4月の第一日曜日に行われます。
宮古島人気ナンバーワン!与那覇前浜ビーチ
与那覇前浜(よなはまえはま)ビーチは東洋一の美しさと言われるほど、真っ白な砂浜が約7kmも続く広大なビーチ。まるでパウダーのような、ふわふわとした感触の砂浜を歩くだけで、日頃の疲れを癒すことができます。
地元の人からは「マイパマビーチ」と呼ばれることも。これは「まえはま」を沖縄の方言で読んだものです。
与那覇前浜ビーチの魅力
どこまでも続く真っ白な砂浜は、まるで南国の楽園。エメラルドグリーンの海は、その透明度の高さに思わず息をのみます。
与那覇前浜ビーチには、サンゴ礁や岩がないので小さなお子様も安心して遊べます。
観光客は主に、シュノーケリングやジェットスキー、パラセーリングなどのマリンスポーツをして楽しく過ごし、日中は多くの人で賑わっています。
夕暮れ時には、水平線に沈む夕日が創り出す絶景を見ることができますよ!
【与那覇前浜ビーチの安全に海水浴を楽しめる環境】
◎ハブクラゲ対策
遊泳エリアには、ハブクラゲから身を守るためのネットが設置されているため、小さなお子様連れでも安心して海水浴を楽しむことができます。
◎充実した施設
・無料駐車場あり:30台 広々とした無料駐車場があるので、車で訪れても安心です。
・シャワー:100円(冷水のみ)海水浴後に利用できるシャワーも完備されています。
・トイレ・売店:水着やビーチグッズのレンタルや軽食などが購入できる売店もあります。
与那覇前浜ビーチ 住所:〒906-0305 沖縄県宮古島市下地字与那覇 アクセス:宮古空港から車で約15分・みやこ下地島空港から車で約35分 |
宮古島市街地から最も近い「パイナガマビーチ」
「パイナガマ」とは、沖縄の方言で「南の長い浜」という意味。宮古島市街地から車で約10分の場所に位置し、気軽に訪れることができるビーチです。
魅力がいっぱい!パイナガマビーチ
パイナガマビーチの海は、比較的穏やかで波も穏やかです。そのため、小さなお子様連れでも安心して海水浴を楽しむことができます。また、海中で泳ぐだけでなくビーチで読書をしたり、日光浴をしたりするのもおすすめです。
市街地から近い:宮古空港からも近く、観光の合間に立ち寄りやすいのが魅力です。
バリアフリー:スロープで整備されているため、車いすの方やベビーカーでも安心して利用できます。
東屋完備:ビーチ沿いに東屋が点在しているので、日差しを避けながら休憩できます。
地元民にも愛されるビーチ:市民の憩いの場として、日常的に利用されています。
【パイナガマビーチの安全に海水浴を楽しめる環境】
◎ハブクラゲ対策
遊泳エリアには、ハブクラゲから身を守るためのネットが設置されています。
◎充実した施設
トイレ・売店:近くにはコンビニや飲食店も充実しています。
無料駐車場あり:20台
※パイナガマビーチの沖は航路になっているため、沖に行くことはないように注意してください。
パイナガマビーチ 住所:〒906-0013 沖縄県宮古島市平良下里 アクセス:宮古空港から車で約10分・みやこ下地島空港から車で約20分 |
日本最大級の美しさ!宮古島の「八重干瀬」
宮古島の北に広がる「八重干瀬(やびじ)」は、日本最大級のサンゴ礁群です。大小100以上の環礁が連なり、その広さはなんと約25km!まるで大自然が作り出した芸術作品のような、息をのむ美しさです。
透明度の高い海中では、色とりどりの熱帯魚がサンゴ礁の間を優雅に泳ぎ、まるで水中庭園のよう。その美しさから、「日本のグレートバリアリーフ」とも呼ばれています。
ダイビングやシュノーケリングはもちろん、パラセーリングやグラスボートツアーなどの様々なアクティビティを楽しむことができます。
幻の大陸が現れる!
旧暦の3月の大潮の時期には、干潮によって多くのサンゴ礁が海上に姿を現し、「幻の大陸」と呼ばれる神秘的な光景が広がります。
八重干瀬へ行くのはいつがおすすめ?
夏場のサンゴの産卵時期は、神秘的な光景が広がり、多くのダイバーやシュノーケラーを魅了します。
実は、八重干瀬の美しさは夏だけではありません。冬場も、透明度の高い海で、穏やかなダイビングやシュノーケリングを楽しむことができます。
夏の八重干瀬
6月から8月にかけては、サンゴの産卵という自然の神秘を目の当たりにすることができます。海水温が高く、色鮮やかな熱帯魚や多くの海洋生物が活発に動き回ります。 |
冬の八重干瀬
水温が下がることで、海水が澄み渡り、より深くまで見渡せるようになります。さらに、波が穏やかで、初心者でも安心してマリンスポーツを楽しめます。 |
八重干瀬の魅力は、季節によって表情を変えること。どの季節に行くか迷った時は、事前にツアー会社に問い合わせてみましょう♪
八重干瀬 住所:〒906-0422 沖縄県宮古島市平良前里 アクセス:池間島→八重干瀬:船で約30分 宮古島平良港→八重干瀬:船で40分~1時間 (定期船はありません) |
宮古島の楽園!シギラビーチの魅力
宮古島の南に位置する「シギラビーチ」は、例年宮古島で一番早く海開きが行われる、人気のビーチです。
遠浅の穏やかな海が広がっており、小さなお子様やご年配の方でも安心して楽しめます。水深が浅いため、足がつかない心配も少なく、初心者の方でも安心して海水浴やシュノーケリングに挑戦できますよ。
そして、運が良ければ、ウミガメを見ることができます!サンゴ礁と熱帯魚にウミガメ。非日常な光景に心が癒されること間違いなしです!
シギラリゾートでリゾート気分♪
宮古島を代表するリゾート施設の一つ「シギラリゾート」。広大な敷地内には、様々なタイプのホテルやレストラン、そしてスパなどがあります。
シギラリゾートを利用している宿泊客など多くの人が集まり、まるで小さな街のようなリゾートです。
そして、このリゾート内にあるのが、今回ご紹介した「シギラビーチ」です!
シギラリビーチはホテル宿泊者だけはなく、誰でも気軽に楽しめるビーチ。さらに、アクティブにマリンスポーツを楽しみたい方などへ向けたプランが多く用意されています。
◎充実した施設で快適にすごしましょう♪
更衣室・ロッカー・シャワールーム:無料
シギラビーチ 住所: 〒906-0202 沖縄県宮古島市上野新里1405-214 アクセス:宮古空港から車で約15分、みやこ下地島空港から車で約50分 |
熱帯魚パラダイス!宮古島の秘境「吉野海岸」
宮古島の美しいビーチの中でも、ひときわ輝くのが「吉野海岸」。約500メートル続く真っ白な砂浜と、エメラルドグリーンの透明度の高い海は、まるで水族館のような美しさ。
この海岸の最大の魅力は、何といってもその豊かな海中世界。サンゴ礁が育む多様な生態系は、まさに自然が作り出した芸術品。
色とりどりの熱帯魚が群れをなし、まるで水族館の中!宮古島の中でも、熱帯魚の種類と数においては随一のスポットと言えるでしょう。
さらに、吉野海岸は、ウミガメの産卵地としても知られています。運が良ければ、砂浜に上陸するウミガメの姿を目にすることができるかもしれませんよ♪
吉野海岸に行ったらシュノーケリングをしよう!
吉野海岸の海は、その透明度の高さから、シュノーケリングで海中を覗き込むだけで、色とりどりの魚たちが泳ぐ姿を見ることができます。遠浅で、波も穏やかなので初心者の方でも安心して楽しめることができます。
◎吉野海岸で会える熱帯魚をチェック♪
ミヤコテングハギ・セナスジベラ・ツユベラ・ゴマモンガラ・タレクチベラ・オジサン
さらに、サンゴ礁にはクマノミ・ツノダシが!…あの映画の世界に浸れちゃうかも!
吉野海岸 住所:〒906-0000 沖縄県宮古島市城辺新城15-38 アクセス:宮古空港から車で約30分、みやこ下地島空港から車で約55分 |
自然と人が調和する楽園!保良泉ビーチ
宮古島を代表するビーチの一つ、「保良泉(ほらがい)ビーチ」。その名の由来となった「保良泉」という湧き水は、古くから人々に親しまれてきました。
「ガー」は沖縄の方言で「泉」という意味で、地域によっては「ほらがいビーチ」の他に「ほらがービーチ」と呼ぶ場合も。
湧き水を活かしたプールと、エメラルドグリーンの海が織りなす風景は、まさに絶景!
快適に楽しめるビーチ施設!
保良泉ビーチは、自然豊かな環境だけでなく、ビーチを快適に楽しめる充実した施設も魅力の一つ。
◎天然の恵みを満喫
湧水プール:保良泉と呼ばれる天然の湧き水を活用したプールは、海を一望できる絶景スポット。海水浴の合間の休憩や、小さなお子様も安心して遊べる空間です。(冬季休業)
シャワー・トイレ・ロッカー:快適なシャワーやトイレ、鍵付きのロッカーが完備されており、安心して海水浴を楽しめます。
◎充実した施設
無料駐車場あり:30台
安心のサポート体制:年中無休で管理運営会社のスタッフが常駐。
お子様連れのご家族も安心して海水浴を楽しめます。
保良泉ビーチ 住所:〒906-0101 沖縄県宮古島市城辺保良1139-1 アクセス:宮古空港から車で約30分、みやこ下地島空港から車で約50分 |
砂山越えの絶景!夕焼けが美しい「砂山ビーチ」
宮古島の秘境と呼ばれる「砂山(すなやま)ビーチ」。その名の通り、砂山を越えた先に広がる美しいビーチは、訪れる人を感動させます。
砂山ビーチの魅力は、何と言っても堆積された琉球石灰岩と、真っ白な砂浜のコントラスト。大自然が作り出した芸術作品のような風景は、訪れる人を感動させます。
特に夕焼け時の景色は格別!オレンジ色に染まる空と海のコラボレーションは、一生の思い出になるでしょう。
<h4 class=”styled_h4″>おすすめな大自然の中での過ごし方</h4>
ビーチには、シャワーやトイレなどの施設はありません。
大自然の中で、自分だけの時間をゆっくりと過ごすことができます。お弁当を持って、ビーチでピクニックを楽しむのもおすすめです。
砂山ビーチ 住所:〒906-0008 沖縄県宮古島市平良荷川取 アクセス:宮古空港から車で約25分、みやこ下地島空港から車で約30分 |
海への理解を万全に!宮古島の海遊びの注意事項
美しい宮古島の海を、安全に満喫するために知っておきたい海の危険と対策についてご紹介します。
宮古島に限らず、海には様々な危険も潜んでいます。
海洋危険生物に注意!
宮古島の海には、ハブクラゲ・オニヒトデにウニやカツオノエボシなど毒をもつ生物がたくさんいます。
特に注意した方がいい宮古島の海洋危険生物2種
ハブクラゲ 夏場、特に風が強い日はハブクラゲに注意が必要です。ラッシュガードやウェットスーツの着用をしましょう。肌の露出を最小限にすることが重要! サンゴ礁(イソギンチャク) 美しいサンゴ礁にも毒を持つ種類があります。素手で触らないようにしましょう。 |
弱い波でも油断しないで!
波の引き潮は、予想以上に強く、気づかないうちに沖へと身体がどんどん流されて行ってしまう場合も…。海難事故も発生しています。
波の高さが50cmでも発生してしまう離岸流に注意!
離岸流 海水浴中に、沖に向かって強い流れに巻き込まれる「離岸流」にご注意ください。巻き込まれた場合は落ち着いて岸と平行に泳ぎ、流れから抜け出すことが大切です。 |
宮古島のビーチで安全な海遊びを楽しむためのポイント
宮古島のビーチの多くは、他の地域と比べて監視員が常駐しておらず、ライフセーバーによる監視体制が整っていない場所が多いです。
そのため、海況の変化や、見えない危険に気付きにくいという特徴があります。
安全な海遊びを楽しむために、以下の8つのポイントを守りましょう!
①天気予報の確認: 出かける前に必ず天気予報を確認し、海況の変化に注意しましょう。 ②遊泳禁止区域の遵守: 遊泳禁止区域では絶対に泳がないでください。 ③ライフジャケットの着用: 特に子供や泳ぎが苦手な方は、ライフジャケットを着用しましょう。 ④監視員がいるビーチを利用する: 可能な限り、監視員がいるビーチを利用しましょう。 ⑤一人での遊泳は避ける: 複数人で行動し、お互いを助け合いましょう。 ⑥体調が悪い時は無理をしない: 海水浴の前には十分な睡眠をとり、体調万全な状態で海に入りましょう。 ⑦アルコールを飲んだ状態での遊泳は避ける: アルコールは判断力を低下させ、危険な状況を招く可能性があります。 ⑧準備運動をしっかり行う: 海に入る前に必ず準備運動を行い、体を温めましょう。 |
万が一の場合に備えて緊急時の連絡先を覚えておきましょう。
緊急時の連絡先
海上保安庁:118番 警察:110番 消防:119番 |
海遊びの前にチェック!海へ行くならこれを持っていこう!
海水浴を楽しむためには、水着やタオルなどの定番アイテムに加えて、安全に過ごすための必需品も忘れずに持ち出しましょう。
海で命を守るための装備
ライフジャケット: 海水浴中に万が一の事態に備えて、ライフジャケットの着用は必須。自分の体格に合ったサイズのものを選び、正しく着用しましょう。 笛: 緊急時に助けを求めるために、笛があると便利です。 防水ケースに入った携帯電話: 海水浴中に何かあった場合、すぐに連絡できるように、携帯電話は防水ケースに入れて持ち歩きましょう。 |
ライフジャケットを選ぶ際の注意点
実は、ライフジャケットには様々な種類があります。自分の体格や、使用する海域に合わせて適切なものを選びましょう。
タイプ:カヤックやSUPなど、使用する海域やアクティビティに合わせて選びましょう。
サイズ:自分の体格に合ったサイズを選びましょう。
状態:損傷箇所がないか、しっかりと確認しましょう。
付属の取扱説明書をよく読み、正しく着用しましょう!
天気や潮の満ち引き、風や波などの様々な要素が複雑に絡み合い、海の状況は刻々と変化します。安全に海を楽しむためには、これらの自然の力について理解しておくことが大切です。
マナーを守って楽しく安全に「宮古ブルー」を満喫しよう
宮古島の象徴ともいえる「宮古ブルー」。その美しい海を汚さないためにも、観光に行った際は、一人ひとりがマナーをしっかり守らなければいけません。
宮古ブルーを守るための5つのマナー
美しい宮古ブルーを守るために、覚えておきたい5つのマナーをご紹介します。
①ごみを持ち帰る 美しいビーチを保つために、ごみは必ず持ち帰りましょう。 ②海洋生物への配慮 サンゴ礁や海洋生物に触れたり、持ち帰ったりすることはやめましょう。 ③環境に優しい製品を選ぶ 酸化亜鉛もしくは酸化チタンでできている日焼け止めを使用しましょう。 長期滞在で洗濯をする場合は植物由来の再生可能な成分で作られている洗剤の使用など、環境負荷の少ない製品を選びましょう。 ④地元のルールを守る 各ビーチのルールやマナーを守り、地域住民への配慮を忘れずに。 ⑤環境問題への関心を深める 宮古島の環境問題について学び、自分にできることを考えましょう。 |
宮古島の海を安全に楽しみながら、美しい宮古ブルーを守りましょう。
宮古島の未来を創る!エコアイランド宮古島への挑戦
宮古島では美しい宮古ブルーのビーチを守るために「エコアイランド宮古島」というスローガンのもと、行政・市民・企業が一体となり、SDGsの目標達成に向けて積極的に取り組んでいます。
なぜ「エコアイランド宮古島」が誕生したの?
宮古島は、美しい海と豊かな自然に恵まれた島。その美しい自然を守るためには、私たち人間の取り組みが不可欠です。
宮古島市は、地下水の汚染や、観光客の増加による環境負荷、そして人口減少といった様々な課題を抱えていました。
「エコアイランド宮古島」は、これらの課題を解決し、持続可能な島づくりを目指しています。
宮古島が目指す5つのゴール
宮古島市は、2030年、そして2050年の未来に向けて、以下の5つの具体的な目標を設定しました。
地下水の浄化
宮古島の水源である地下水をきれいにし、豊かな自然を守ることが重要です。特に、地下水に含まれる窒素の量を減らすことを目標としています。
2016年の1リットルあたりの窒素濃度が5.05mgだったところを、2050年には2.17mgまで減らすことを目指し、地下水の質改善に取り組んでいます。
ごみの減量
ごみを減らし、リサイクルを推進することで、美しい環境を守ります。1人1日あたりのごみ排出量を減らし、自然への負荷を軽減する取り組みです。
2016年の1人1日あたりのごみ排出量が542gだったところを、2050年には434gまで減らすことを目指し、ごみの原料とリサイクルの推進に力を入れています。
エネルギー自給率の向上
太陽光発電など、再生可能エネルギーの利用を推進し、エネルギーの自給率を高めます。
外国からのエネルギー輸入に頼らず、安定したエネルギー供給体制を構築します。
2016年のエネルギー自給率が2.9%だったところを、2050年には48.9%まで引き上げることを目指し、再生可能エネルギーの導入を進めています。
サンゴ礁の保護
美しい海を支えるサンゴ礁を保護し、豊かな生態系を守ります。ハマサンゴやミドリイシなどのサンゴの被度(海底下を覆っている割合)を増やし、海の健康を取り戻すことが目標。
2016年のハマサンゴの被度が20~30%、ミドリイシの被度が5~10%だったところを、2050年にはそれぞれ40%、70%まで増やすことを目指しています。
固有種の保全
宮古島にしかいない生き物を守り、生物多様性を保全します。特に、外来種であるクジャクの個体数を減らし、島の生態系を守ることを目指しています。
2050年には、市全域からクジャクを根絶することで、国有主の生息環境を守り、豊かな自然を後世に引き継ぎます。
宮古島では以上の5つの柱で、豊かな自然を守り、持続可能な島づくりを目指しています。
宮古島滞在中にできること
では、観光で宮古島を訪れた際にできることとは何でしょうか?
宮古島滞在中にできること
①ごみを減らそう! マイボトルやマイバッグを持参して、ごみを減らすことから始めましょう。 ②水を大切に使おう! シャワーの時間や回数を少し短くしたり、歯磨きをする際はコップ一杯の水を使うなど、水を大切に使ってください。 ③電気の節約にご協力を 照明をこまめに消したり、冷暖房の温度設定に気を配ったりするなど、節電を心がけましょう。 ④地元のお店で買い物をしよう♪ 地元の食材を使った料理を味わったり、地元のお店で買い物をすることで、地域経済の活性化に貢献できます。 ⑤ビーチクリーンに参加しましょう 美しいビーチを後世に残すために、ビーチクリーン活動に参加してみませんか? |
ご滞在中、ぜひこれらの取り組みを実践し、宮古島の自然を守り未来を創る活動にご協力ください。
一緒に、美しい宮古島を後世に残しましょう!
宮古島の理想通貨でつながる、サステナブルな旅
宮古島では、ビーチクリーンなどの環境保全活動に参加すると、特別な報酬が得られることをご存知ですか?
その名も「理想通貨」!宮古島市が発行するこの通貨は、地域貢献への感謝の気持ちを表すいいことした証なんです!
「エコアイランド宮古島」の実現に向けた取り組みの一環として導入されているのです。
理想通貨の目的と仕組み
理想通貨の目的は以下の3つ。
①エコ活動への参加促進 ②地域経済の活性化 ③人と人とのつながりでコミュニティの活性化 |
理想通貨を手に入れるには…
ビーチクリーン活動やエコイベントへの参加、その他環境保全に貢献する活動に参加することで理想通貨を獲得できます。
獲得した理想通貨は宮古島市内の協力店にて商品やサービスと交換可能!また、地域クーポンとして利用できるので、地元のお店でのお買い物や飲食などに活用できます。
理想通貨のデザインに注目!
理想通貨は、紙幣タイプで5種類!宮古島を代表する魚・植物・無形文化遺産・鳥が描かれています。なんと2019年にはグッドデザイン賞を受賞したほど!
【理想通貨のデザイン】
50M(みゃーく):パーントゥ
泥で全身を覆った神様が、集落を周り泥を塗りながら厄払いする宮古島の伝統行事
20M(みゃーく):サシバ
渡り鳥で宮古島に飛来する体長50cmほどのタカ
10M(みゃーく):ガジュマル
ハワイでは神聖な存在として、沖縄では家庭に繁栄をもたらす縁起のいい木
5M(みゃーく):ミヤコカナヘビ
絶滅危惧種で宮古島だけに生息しているトカゲ
1M(みゃーく):グルクン
夏が旬のタカサゴ科魚類の魚。伊良部島では「あぎゃー」と呼ぶ漁があります。
理想通貨の使い道
宮古島内の提携店で利用できる理想通貨。地元のお店で食事をしたり、お土産を買ったりする際に、この通貨を使うことで地域経済の活性化にも貢献できちゃいます。
理想通過が使えるお店はなんと57件!
ここではその一部をご紹介します♪
理想通貨が使えるお店【飲食店】
居酒屋 五鉄
100Mで500円引き!(1グループ100Mまで)
住所:宮古島市平良西里293−2 営業時間:17:00~23:00 駐車場:有り TEL:0980-72-2623 理想通貨:利用可 |
LOVE THAI
10M→100円引き(1人10Mまで、現金支払いの場合)
1M→10円引き(1人10Mまで、キャッシュレス支払いの場合)
宮古島産の材料を使用したタイティーをキッチンカーで販売 |
郷土料理 池間食堂
20M→ジョーズフライ定食のサメフライ1つ追加
50M→純黒糖ゼリー1つサービス
住所:宮古島市平良字 池間90−12 営業時間:11:00〜15:00 駐車場:有り TEL:0980-75-2505 理想通貨:利用可 |
理想通過が使えるお店【美容編】
愛のてあて
10M→ハンドセラピー10分
20M→頭~耳~首~鎖骨~肩15分または、ハンド&ヘッドセラピー15分
住所:宮古島市城辺友利322−4 営業時間:9:00~14:00(完全予約制) 駐車場:有り TEL:080-2786-0270 理想通貨:利用可 |
トータルビューティーサロン 宮古島ボディケア
20Mで「もみほぐし」を「足つぼセット」にアップグレード
住所:宮古島市平良字下里998−7 国仲ビル101号室 営業時間:12:00~0:00(完全予約制) 駐車場:有り 理想通貨:利用可 |
理想通過が使えるお店【アクティビティ編】」
Marlin(マーリン)
10M→1000円割引 ※Ecoツアーの参加者限定、1人10Mまで
【Ecoツアー参加者1人につき→5Mプレゼント】
住所:宮古島市平良字久貝819-20 営業時間:AM 7:00 ~ PM 7:00 不定休 駐車場:有り TEL:080-6484-7954 理想通貨:利用可 |
ハレルヤPhoto&Tours
5M→陸or水中ツアー代金から200円割引 ※1人1枚まで
10M→陸or水中ツアー時間30分追加サービス&写真を追加でサービス
20M→星空撮影ツアー500円割引 ※1人1枚まで
50M→家族写真などの撮影→1000円割引 ※島内での撮影に限り、1回の撮影で1枚まで
【水陸ツアーご参加でワンハンドクリーンを行っていただいたお客様→5M&エコパスポートを配布】
住所:宮古島市平良字西里1115-6-202 営業時間:AM9:00~PM17:00(不定休) 駐車場:有り TEL:050-3503-1318 理想通貨:利用可 |
宮古島フォトツアー&ガイド kagisuma
10M→ポストカード1種類プレゼント
20M→ポストカード2枚プレゼント
50M→撮影プランより500円引き
住所:宮古島 営業時間:9:00-16:00 駐車場:無し お問い合わせ:InstagramのDM 理想通貨:利用可 |
「宮古島でいいコトをした人に、ちょっといいコトで返せないか」という思いから生まれた理想通貨は、人々の心を繋ぎ、持続可能な社会の実現を目指しています。
宮古島で、理想通貨を使って思い出に残る旅を♪
まとめ
宮古島のビーチは、エメラルドグリーンの海と白い砂浜が織りなす絶景が広がる、まさに南国の楽園。
シュノーケリングやダイビング、パラセーリングなど様々なマリンスポーツを楽しめるだけでなく、自然の中でリラックスしたり、地元の人との触れ合いを楽しんだりすることもできます。
美しい夕焼けや満天の星など、忘れられない思い出をたくさん作れること間違いなし!一年を通して楽しめるのも魅力です。
魅力たっぷりな宮古島のビーチですが、海には多くの危険が潜んでいます。安全に海を楽しむためには、海の自然の力について理解し、適切な対策をとることが大切です。
あらかじめしっかりと情報収集を行い、安全に楽しみましょう。
美しい海を後世に残すために、マナーを守って私たち一人ひとりができることを実践してくださいね。
宮古島の美しいビーチを満喫するならパラセーリングがおすすめ!
家族みんなで楽しめるアクティビティが満載
安全に楽しく、思い出に残る海遊びを♪
宮古島でのパラセーリングなら宮古島パラセーリングショップパラダイスにお任せください!
カップルやファミリー・お友達同士で美ら海を満喫しませんか?
宮古島でしか味わえないパラセーリングツアーをご堪能ください♪
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