パラセーリングでは、上空への上昇はスムーズにいったとしても着地に不安を感じる方が多いでしょう。
特に、着地時にトラブルが起こるのではないかと心配する方もいるかもしれません。
実際のところ、着地に失敗して着水してしまうケースもないわけではありません。
そこでこの記事では、パラセーリングで着水する可能性がある状況について解説します。
安全に着地するためのポイントも紹介するので、パラセーリングを安心して楽しむための参考にしてください。
パラセーリングで着地する場所
パラセーリングでは、フライト後の着地場所は通常ボートのデッキです。
パラシュートで上空を飛行しながらロープでボートとつながっているため、最終的にロープに引かれてボートに戻ります。
海外ではビーチに着地したり、海の中に着水することもありますが、日本では一般的にボートに戻る形で着地します。
パラセーリングの出発から着地の流れ
パラセーリングを初めて体験する方は、出発から着地までの流れが気になるでしょう。
ここでは日本のパラセーリングの一般的な流れを紹介します。
事前説明
まず、パラセーリングの全体の流れや注意点についての説明があります。
パラセーリングを申し込んだショップの店頭や、乗船する船の近くでスタッフから詳細を教えてもらえます。
心配な点がある場合は、この事前説明の際に聞いておきます。
申し込み時にもスタッフから簡単な説明を受けられるので、疑問があればその時に質問するのも良いでしょう。
出発
説明が終わったら、用意されたボートに乗船して出発します。
ビーチから直接飛ぶのではなく、海へ出てから上空へ飛び立ちます。
パラセーリングはパラシュートをボートで引っ張りながら空を航行するため、ボートが十分に走行できるスペースが必要です。
ビーチの近くは海水浴やシュノーケリングを楽しむ人が多いため、少し沖に出て安全にボートを走行できる場所でフライトを始めます。
フライト
パラセーリングでは落下時の対策としてハーネスを装着し、ブランコのような椅子に座って飛びます。
スタッフが、つかまり方や安全対策を丁寧に教えてくれるので安心です。
すべての準備が整ったら、ボートの走行と共に上空へ飛び立ちます。
風を切りながら空を飛ぶパラセーリングの醍醐味を存分に味わいましょう。
着地
フライトを満喫した後は着地に向かいます。
パラセーラー自身が特にやることはなく、ボートにいるスタッフがパラシュートをつなぐロープを使って導いてくれます。
ゆっくりと引き戻されるので、子供や高齢者でも安心して着地できます。
パラセーリングで船外に着地する可能性
パラセーリングでは、必ずしもボートに着地できるわけではありません。
安全上の理由やトラブルが発生した場合、海上に着水する可能性もあります。
天候が急変し、ボートに着地するのが困難な場合や、機器トラブルが起きたときなどが主な原因です。
パラセーリングで船外に着地しても補償はない
もしパラセーリング中に船外に着地してしまった場合、損害賠償を求めたいと思われるかもしれませんが、ほとんどの場合補償はありません。
パラセーリングを申し込む際には、免責同意書にサインするのが一般的で着水したとしても補償はないのが原則です。
多くの規約には、やむを得ない事情で着水する可能性があると記載されています。
免責同意書の内容はショップによって異なりますが、利用規約に同意しスタッフの指示に従うことが求められます。
同意書にサインすることで想定外の着地でも補償は受けられませんので、パラセーリングをする際にはボートに着地できない可能性も考慮しておきましょう。
濡れても良い服装で参加しよう
パラセーリングで万が一、ボートに着地できなかったときのために、濡れても良い服を着ていれば安心です。
暑い夏なら水着、春や秋のように涼しい日には、濡れても良いTシャツや半ズボンを着用して参加すると良いでしょう。
パラセーリングの着地で失敗しないポイント
パラセーリングの着地で重大な事故は少ないですが、着水のリスクはあります。
安全にボートに着地するためには、以下の2つのポイントを押さえておきましょう。
悪天候の日を避ける
悪天候の日は、ボートに着地できないリスクが高まります。
天気の急変によって風が強い場合、ボートに引き戻すのが難しく、安全を考慮して着水の判断をする場合があります。
出発時点で悪天候の場合、パラセーリング自体を中止せざるを得ません。
フライト中に天候が悪化すると着地が難しくなる可能性があるため、天候が不安定な日はパラセーリングを避けるのが賢明です。
実績のあるサービスを利用する
パラセーリングを楽しむ際には、実績があり信頼できるサービスに申し込むことが重要です。
パラシュートをボートに安全に着地させる技術が高く、天候の変化を的確に判断して実施の可否を決めてくれます。
宮古島でパラセーリング体験したいと思ったときは、専門店として経験豊かなスタッフを揃えているPARADISEにお任せください。
まとめ
パラセーリングではボートから離陸し、再びボートに戻って着地します。
通常、悪天候などのトラブルがない限り着水することはありませんが、フライト中に天候が急変して着地が難しくなった場合、やむを得ず着水することもあります。
ただ、スタッフに任せていただければ安全ですのでご安心ください。
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