宮古島と石垣島のほぼ中間に位置する多良間島は、人口約1,200人の小さな離島ながら、手つかずの自然と豊かな伝統文化が今も息づく沖縄の秘境です。
この記事では、多良間島への具体的なアクセス方法から、透明度抜群の「多良間ブルー」と呼ばれる美しい海が広がる絶景ビーチ、八重山遠見台や多良間島灯台といった主要観光スポット、国の重要無形民俗文化財に指定されている「八月踊り」などの伝統行事まで、多良間島観光に必要な情報を網羅的にご紹介します。
宮古島からは飛行機で約25分、フェリーで約2時間とアクセスも良好で、日帰り観光も1泊2日の滞在も可能です。
島内での移動手段や宿泊施設、郷土料理や黒糖などの特産品グルメ情報、さらには具体的なモデルコースや旅行時の注意点まで、この記事を読めば多良間島旅行の計画に必要なすべての情報が手に入ります。
手付かずの自然と伝統文化に触れる、特別な沖縄離島体験をお楽しみください。
多良間島とは

多良間島は、沖縄県宮古郡多良間村に属する離島で、宮古島と石垣島のほぼ中間に位置する美しい島です。
面積は約19.75平方キロメートル、周囲約27キロメートルの比較的平坦な地形が特徴で、人口は約1,200人ほどが暮らしています。
サンゴ礁が隆起してできた島であり、透明度の高い海と手つかずの自然が魅力の穏やかな島です。
多良間島の基本情報
多良間島は宮古列島の一部として沖縄本島から南西約400キロメートルの位置にあります。
島の最高標高は約34メートルと低く、全体的に平坦な地形が広がっています。
島内には多良間空港があり、宮古島との間に定期便が運航されているほか、フェリーも就航しています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県宮古郡多良間村 |
| 面積 | 約19.75km² |
| 周囲 | 約27km |
| 人口 | 約1,200人 |
| 主な産業 | 農業(サトウキビ、肉用牛)、観光業 |
島の主要産業はサトウキビ栽培と肉用牛の飼育で、農業が盛んな島としても知られています。
島内には集落が点在し、伝統的な沖縄の暮らしが今も色濃く残る貴重な地域です。
多良間島の歴史と文化

多良間島の歴史は古く、琉球王国時代から宮古島と石垣島を結ぶ中継地点として重要な役割を果たしてきました。
島には琉球王国時代の遺跡や御嶽などの聖地が数多く残されており、古くからの信仰と文化が受け継がれています。
国の重要無形民俗文化財に指定されている八月踊りは、島を代表する伝統行事として広く知られています。
この祭りは豊年祈願と祖先への感謝を表す儀式として、毎年旧暦の8月に3日間にわたって開催され、島民総出で踊りや芸能が披露されます。
島の文化は琉球文化の影響を色濃く受けながらも、独自の発展を遂げてきました。
多良間島の気候とベストシーズン
多良間島は亜熱帯海洋性気候に属し、年間を通じて温暖な気候が特徴です。
年間平均気温は約23度で、冬でも比較的暖かく過ごしやすい環境です。
ただし、台風の影響を受けやすい地域でもあり、特に7月から10月の台風シーズンには注意が必要です。
観光のベストシーズンは4月から6月、そして9月から10月です。
この時期は台風の影響が比較的少なく、海の透明度も高く、気候も安定しているため、ビーチでの海水浴や島内観光に最適です。
梅雨の時期は5月中旬から6月中旬頃ですが、晴れ間も多く見られます。
夏場は日差しが強いため、日焼け対策や熱中症対策が必須となります。
宮古島から多良間島への行き方

多良間島は宮古島と石垣島のほぼ中間に位置する離島で、アクセス手段は飛行機とフェリーの2通りがあります。
どちらも宮古島を起点としており、旅行のスケジュールや予算に応じて選択することができます。
飛行機でのアクセス方法

多良間島へ最も早く到着できる方法が飛行機です。琉球エアーコミューター(RAC)が宮古空港と多良間空港を結ぶ定期便を運航しており、小型のプロペラ機での移動となります。
機内からは眼下に広がる青い海と島々の景色を楽しむことができ、天候が良ければ空からも多良間ブルーと呼ばれる美しい海の色を堪能できます。
飛行機の料金と時間と発着空港
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 出発空港 | 宮古空港 |
| 到着空港 | 多良間空港 |
| 所要時間 | 約25分 |
| 運賃 | 片道約10,000円〜12,000円程度 |
| 運航便数 | 1日1〜2便 |
フェリーでのアクセス方法

ゆったりとした船旅を楽しみたい方にはフェリーがおすすめです。
フェリーたらまⅢが宮古島の平良港と多良間島の普天間港を結んでおり、のんびりと海の風景を眺めながら島時間を感じることができます。
船内には座席や休憩スペースがあり、天候が良い日にはデッキに出て潮風を感じることも可能です。
フェリーたらまⅢの料金と時間
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 出発港 | 平良港(宮古島) |
| 到着港 | 普天間港(多良間島) |
| 所要時間 | 約2時間 |
| 運賃 | 片道大人約2,000円〜3,000円程度 |
| 運航便数 | 週3〜4便程度 |
所要時間と運賃の比較
飛行機は所要時間が約25分と短く、日帰り観光にも適していますが、運賃は片道約10,000円以上と比較的高額です。
一方、フェリーは所要時間が約2時間かかりますが、運賃は片道約2,000円〜3,000円程度と経済的です。
時間を優先するなら飛行機、費用を抑えたい場合や船旅そのものを楽しみたい場合はフェリーを選ぶとよいでしょう。
予約方法と注意点
飛行機は航空会社の公式サイトや旅行代理店で予約が可能です。
座席数が限られているため、特に観光シーズンや八月踊りなどのイベント時期は早めの予約が必須です。
フェリーも事前予約が推奨されており、多良間村役場や船会社に問い合わせて予約できます。
天候や海況によって欠航することがあるため、旅行日程には余裕を持たせ、前日に運航状況を確認することが重要です。
また、多良間島には大型スーパーやコンビニがないため、必要な物資は宮古島で調達しておくことをおすすめします。
多良間島の絶景ビーチ

多良間島は、周囲約20kmの小さな島ながら、透明度の高い美しい海に囲まれた絶景ビーチの宝庫です。
宮古島と石垣島のほぼ中間に位置するこの島では、観光客が少なく静かな環境で、手つかずの自然が残るビーチを満喫できます。
サンゴ礁に囲まれた浅瀬が広がり、シュノーケリングや海水浴を楽しむには最適な環境が整っています。
ふるさと海浜公園

ふるさと海浜公園は、多良間島を代表する整備されたビーチ施設です。
多良間空港から車で約10分の場所に位置し、駐車場やトイレ、シャワー施設が完備されているため、家族連れでも安心して利用できます。
白い砂浜が広がり、遠浅の海は透明度が高く、小さな子供でも安全に海水浴を楽しめます。
園内には東屋やベンチも設置されており、木陰で休憩しながらゆったりとした時間を過ごせます。
潮が引いた時には広大な干潟が現れ、貝殻拾いや生き物観察も楽しめる人気スポットです。
多良間ブルーを堪能できるビーチスポット
多良間島の海は「多良間ブルー」と呼ばれる独特の青い色彩が特徴で、島の西側や北側の海岸線では特に美しい景色を望めます。
人工的な開発がほとんどされていない天然のビーチが点在し、プライベートビーチのような雰囲気を味わえます。
島の西海岸沿いには夕日の名所も多く、水平線に沈む太陽と海のコントラストは圧巻です。
潮の満ち引きによって表情を変える海岸線は、何度訪れても新しい発見があります。
岩場とビーチが混在するエリアでは、潮だまりで熱帯魚やヤドカリなどの観察も可能です。
ビーチでのアクティビティ
多良間島のビーチでは、シュノーケリングや海水浴、ビーチコーミングなど様々なアクティビティを楽しめます。
透明度の高い海では色とりどりの熱帯魚やサンゴを間近で観察でき、シュノーケリング初心者でも十分に楽しめる環境です。
波が穏やかな日には、SUPやカヤックといったマリンスポーツも可能です。
ただし、島内にマリンアクティビティのレンタルショップは限られているため、必要な道具は事前に準備するか、宿泊施設に相談することをおすすめします。
干潮時には広い砂浜が現れ、のんびりと散歩を楽しんだり、貝殻や星砂を探したりする時間も格別です。
多良間島の観光スポット

多良間島には、美しい自然と歴史を感じられる観光スポットが点在しています。
小さな島ながら、それぞれに特色があり、のんびりとした時間の中で島の魅力を存分に味わうことができます。
八重山遠見台
八重山遠見台は、多良間島の最高地点に位置する展望台で、標高約34メートルの場所にあります。
かつて琉球王国時代に異国船の監視や火番所として使われていた歴史的な場所であり、現在は島を代表する景勝地となっています。
展望台からは360度のパノラマビューが広がり、晴れた日には宮古島や水納島を望むことができます。
サトウキビ畑が広がる平坦な島の風景と、周囲を取り囲むコバルトブルーの海のコントラストは圧巻です。
特に夕暮れ時には美しい夕日を眺めることができ、写真撮影スポットとしても人気があります。
多良間島灯台
多良間島灯台は、島の南西部に建つ白亜の灯台です。1965年に設置されたこの灯台は、航行する船舶の安全を守る重要な役割を果たしています。
周辺は開けた場所にあり、青い空と海を背景にした灯台の姿は絵になる風景です。
灯台周辺は静かで落ち着いた雰囲気があり、海風を感じながらゆっくりと散策するのに最適な場所です。
夜には満天の星空を眺めることができ、ロマンチックなスポットとしても知られています。
多良間村ふるさと民俗学習館
多良間村ふるさと民俗学習館は、多良間島の歴史や文化、伝統を学ぶことができる施設です。
館内には、古くから島に伝わる民具や農具、漁具などが展示されており、島民の生活様式を知ることができます。
特に注目すべきは、国の重要無形民俗文化財に指定されている八月踊りに関する資料や衣装の展示です。
島の伝統行事や祭事についての詳しい解説もあり、多良間島の文化を深く理解したい方には必見の施設となっています。
塩川御嶽

塩川御嶽は、多良間島の信仰の中心地となっている神聖な場所です。
御嶽とは沖縄地方における聖域のことで、琉球の神々が祀られている祈りの場として、島民から大切にされています。
鬱蒼とした木々に囲まれた静かな空間は、厳かな雰囲気に包まれています。
観光で訪れる際は、神聖な場所であることを理解し、敬意を持って訪問することが大切です。
島の精神文化に触れられる貴重なスポットとなっています。
多良間島のグルメと特産品

多良間島の郷土料理
多良間島では、素朴ながらも滋味深い郷土料理が楽しめます。
島の食文化は自給自足の暮らしから生まれた知恵が詰まっています。
代表的な料理として、ヤギ汁やヤギの刺身があり、島では年中ヤギ料理を提供する食堂があります。
また、島で獲れる新鮮な魚介類を使った料理も絶品で、特にマグロやカツオなどの刺身は新鮮そのものです。
地元の家庭料理では、島野菜をふんだんに使った炒め物や煮物が多く、シンプルな味付けながら素材の旨味を存分に味わえます。
島の畑で採れるゴーヤやヘチマ、島らっきょうなどが食卓を彩ります。
黒糖と泡盛
多良間島の特産品として最も有名なのが黒糖と泡盛の「多良川」です。
島内にはサトウキビ畑が広がり、収穫されたサトウキビから作られる黒糖は、ミネラル豊富で深いコクと優しい甘みが特徴です。
そのまま食べても美味しく、お土産としても人気があります。
泡盛「多良川」は、島の水と気候が生み出す独特の風味が魅力で、地元でも愛飲されています。
蔵元では見学も可能で、泡盛の製造過程を学ぶことができます。
黒糖を使った黒糖焼酎も製造されており、まろやかな口当たりが特徴です。
おすすめの飲食店
多良間島は小さな島のため飲食店の数は限られていますが、地元の食材を活かした料理を提供する食堂がいくつかあります。
事前に営業日や営業時間を確認してから訪れることをおすすめします。島の商店では弁当の予約も可能で、ビーチでのランチにも最適です。
また、宿泊施設で食事付きプランを選ぶと、家庭的な島料理を味わえることが多く、地元の食文化に触れる良い機会となります。
多良間島の伝統行事とイベント

多良間島には古くから受け継がれる伝統行事があり、島の文化と歴史を今に伝えています。
特に国の重要無形民俗文化財に指定されている八月踊りは、多良間島を代表する伝統芸能として広く知られ、多くの観光客を魅了しています。
島民の生活に深く根ざしたこれらの行事は、訪れる人々に沖縄の離島文化の魅力を存分に体感させてくれます。
八月踊り
八月踊りは旧暦の8月8日から3日間にわたって行われる多良間島最大の伝統行事です。
豊年祈願と祖先への感謝を込めて奉納される神事舞踊で、約500年以上の歴史を誇ります。
島の二大御嶽である土原御嶽と仲筋御嶽で交互に奉納され、夜通し続く踊りは壮観です。
踊りは組踊、狂言、雑踊など30種類以上の演目から構成され、島民総出で準備から当日の演舞まで携わります。
艶やかな琉球衣装を身にまとった踊り手たちが三線や太鼓の音色に合わせて舞う姿は、まさに伝統文化の結晶です。
観光客も見学可能ですが、神聖な儀式であるため撮影や立ち入りについては事前に確認し、マナーを守って鑑賞することが大切です。
多良間島の年間イベント
八月踊り以外にも多良間島では年間を通じて様々な行事が催されます。旧正月には伝統的な儀式が各家庭や御嶽で行われ、島全体が祝賀ムードに包まれます。
また毎年10月頃には多良間島産業まつりが開催され、島の特産品である黒糖や泡盛、農産物などが販売されるほか、島民による芸能発表も行われます。
スポーツイベントとしては、多良間マラソンが人気を集めています。
平坦な島内の道路を走るコースは、サトウキビ畑と美しい海を眺めながら完走できる爽快なルートです。
小規模ながら温かい雰囲気のイベントで、島民との交流も楽しめます。
これらのイベント時期に合わせて訪問すれば、普段とは違う多良間島の魅力を発見できるでしょう。
多良間島での宿泊施設
多良間島は人口約1,200人ほどの小さな島であるため、大型のリゾートホテルは存在せず、宿泊施設は民宿とゲストハウスが中心となります。
島内には10軒前後の宿泊施設があり、それぞれが島の人々の温かいおもてなしと、アットホームな雰囲気を提供しています。
素朴な島暮らしを体験したい方には最適な環境といえるでしょう。
民宿とゲストハウス
多良間島の民宿では、島の食材を使った家庭料理を味わえる食事付きプランが人気です。
新鮮な魚介類や島野菜、多良間牛を使った料理など、島ならではの味覚を楽しむことができます。
代表的な宿泊施設として、民宿たら荘、民宿すみだ、ゲストハウスまるまなどがあり、1泊2食付きで6,000円から8,000円程度が相場となっています。
素泊まりプランを提供している施設もあり、自由に島を散策したい方や予算を抑えたい方に適しています。
各施設とも部屋数が少ないため、繁忙期や八月踊りなどのイベント時期は早めの予約が必須です。
エアコン、Wi-Fi、シャワー、トイレなどの基本的な設備は整っていますが、都市部のホテルのような豪華な設備は期待せず、島の生活スタイルに合わせた滞在を楽しむ心構えが大切です。
宿泊予約のポイント
多良間島の宿泊施設は、大手予約サイトに掲載されていないケースも多く、電話での直接予約が基本となります。
特に繁忙期である夏休み期間や、9月の八月踊り開催時期は満室になることが多いため、旅行計画が決まったら早めに連絡を入れることをおすすめします。
予約の際は、食事の有無、到着時間、港や空港からの送迎の可否などを確認しておきましょう。
多くの宿泊施設では港や空港への送迎サービスを提供しており、事前に相談することでスムーズに宿へ移動できます。
また、連泊する場合は割引が適用される施設もあるため、長期滞在を検討している方は問い合わせてみると良いでしょう。
多良間島での移動手段
多良間島は周囲約20kmのコンパクトな島ですが、観光スポットを効率的に巡るためには適切な移動手段の確保が不可欠です。
島内には公共交通機関がないため、事前に移動手段を手配しておくことをおすすめします。
関連記事:宮古島での移動手段
レンタカー

多良間島での最も一般的な移動手段がレンタカーです。
島内には数軒のレンタカー業者があり、空港や港での送迎サービスを提供している業者が多いため、到着後すぐに車を借りることができます。
軽自動車が中心で、1日あたり4,000円から6,000円程度が相場となっています。
島内の道路は舗装されており運転しやすいですが、信号機がほとんどなく、交通量も少ないため、のんびりとしたペースでドライブを楽しめます。
ただし、事前予約が必須で、特に八月踊りなどのイベント時期は早めの予約が推奨されます。
トゥクトゥク

近年、多良間島で注目を集めているのがトゥクトゥクです。
タイなど東南アジアで普及している三輪タクシーで、島の新しい観光体験として導入されました。
オープンエアで風を感じながら移動できるため、島ののどかな雰囲気を存分に味わえます。
レンタル料金はレンタカーとほぼ同等で、運転免許証があれば利用可能です。
ただし、雨天時や強風時には不便な面もあるため、天候を考慮して選択する必要があります。
電動キックボード
最近導入された電動キックボードは、短距離移動に便利な選択肢です。
環境にも優しく、手軽に島内を散策できます。料金は比較的安価で、数時間単位でのレンタルが可能です。
ただし、長距離移動や荷物が多い場合には不向きです。
島内の交通事情
多良間島の道路は整備されていますが、夜間は街灯が少なく真っ暗になるため、日没後の移動には十分な注意が必要です。
また、島内にはガソリンスタンドが1軒のみで、日曜日や祝日は休業することがあるため、レンタカー利用時は燃料の残量に気を配りましょう。
駐車場は観光スポットに無料で用意されていることが多く、駐車に困ることはほとんどありません。
| 移動手段 | 料金目安 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| レンタカー | 4,000円〜6,000円/日 | 最も便利で快適 | ★★★★★ |
| トゥクトゥク | 4,000円〜6,000円/日 | 開放感がある | ★★★★☆ |
| 電動キックボード | 2,000円〜3,000円/日 | 短距離向け | ★★★☆☆ |
多良間島観光のモデルコース
多良間島は周囲が約20kmほどの小さな島で、限られた時間でも効率よく観光を楽しむことができます。
ここでは、日帰りと1泊2日の2つのモデルコースをご紹介します。
旅行のスタイルや滞在時間に合わせて、最適なプランを選んでください。
日帰り観光プラン
朝の飛行機で宮古島から多良間島に到着した場合、約8時間の滞在時間を有効に使った効率的な観光が可能です。
空港到着後、まずレンタカーまたは電動キックボードを借りて移動手段を確保しましょう。
| 時間 | スポット | 所要時間 |
|---|---|---|
| 9:00 | 多良間空港到着・レンタカー手配 | 30分 |
| 9:30 | 八重山遠見台で島全体を眺望 | 30分 |
| 10:30 | ふるさと海浜公園でビーチ散策 | 1時間 |
| 12:00 | 島内の食堂で昼食 | 1時間 |
| 13:30 | 多良間村ふるさと民俗学習館見学 | 40分 |
| 14:30 | 多良間島灯台・塩川御嶽巡り | 1時間 |
| 16:00 | お土産購入・空港へ移動 | 30分 |
| 17:00 | 多良間空港出発 | – |
日帰りの場合は、主要な観光スポットを効率よく巡ることが重要です。
島の中心部に位置する八重山遠見台から観光をスタートすると、島の全体像を把握しやすくなります。
1泊2日の観光プラン
1泊2日の滞在であれば、島の魅力をより深く体験できます。
ゆっくりとしたペースで、多良間島ならではの静かな時間を満喫しましょう。
1日目は午前中に到着後、宿泊施設にチェックインしてから観光をスタート。
八重山遠見台と多良間島灯台で絶景を楽しみ、午後はふるさと海浜公園でビーチアクティビティを満喫します。
夕方は島内の食堂で郷土料理を味わい、夜は満天の星空観察を楽しむことができます。
多良間島は光害が少ないため、都会では見られない美しい星空が広がります。
2日目は朝早く起きて朝日鑑賞からスタート。
午前中は多良間村ふるさと民俗学習館で島の歴史や文化を学び、塩川御嶽などの聖地を巡ります。
昼食後は黒糖工場の見学や特産品のショッピングを楽しみ、午後の便で帰路につきます。
多良間島旅行の注意点と持ち物
島での過ごし方のマナー
多良間島は人口約1,200人ほどの小さな離島で、昔ながらの生活様式や伝統文化が色濃く残る地域です。
島民の方々の暮らしを尊重し、静かで落ち着いた雰囲気を守るよう心がけましょう。
島内には神聖な場所として崇められている御嶽が複数存在します。
観光で訪れる際には敷地内への立ち入りが制限されている場所もあるため、案内板や注意書きをよく確認してください。
写真撮影も控えめにし、地元の信仰を大切にする姿勢が求められます。
ビーチや観光スポットでのゴミは必ず持ち帰りましょう。
島内にはコンビニや大型スーパーがなく、ゴミ処理施設も限られています。
美しい自然環境を保つため、環境保全への配慮が不可欠です。
また、多良間島は夜になると街灯が少なく、真っ暗になる場所が多くあります。
夜間の外出時には必ず懐中電灯やスマートフォンのライトを活用し、安全に移動してください。
必要な持ち物リスト
多良間島には商店が数軒しかなく、品揃えも限られているため、必要なものは宮古島や本島で事前に準備してから渡島することをおすすめします。
関連記事:宮古島旅行の持ち物
| カテゴリ | 持ち物 | 備考 |
|---|---|---|
| 日焼け対策 | 日焼け止め、帽子、サングラス、ラッシュガード | 島には日陰が少なく、紫外線が非常に強いため必須 |
| 暑さ対策 | 水分補給用の飲料、タオル、虫除けスプレー | 自動販売機の数も限られているため多めに準備 |
| 医薬品 | 常備薬、絆創膏、消毒液 | 島内には診療所が1か所のみで薬局がない |
| その他 | 懐中電灯、モバイルバッテリー、現金 | キャッシュレス決済が使えない店舗が多い |
特に現金は多めに用意しておくことが重要です。
島内にはATMが郵便局と農協にしかなく、利用時間も限られています。
クレジットカードや電子マネーが使える店舗もほとんどないため、現金での支払いが基本となります。
まとめ
多良間島は、宮古島と石垣島の間に位置する周囲約20kmの小さな離島です。
透明度の高い多良間ブルーの海、豊かな自然、そして昔ながらの沖縄の原風景が残る魅力的な観光地です。
宮古島からのアクセスは、飛行機で約25分、フェリーで約2時間です。
飛行機は料金が高めですが時間を有効に使えるため日帰り観光に適しており、フェリーは料金が安く海の景色を楽しめるため時間に余裕がある方におすすめです。
島内の見どころは、ふるさと海浜公園をはじめとする美しいビーチ、八重山遠見台からの360度パノラマビュー、多良間島灯台、そして重要文化財の塩川御嶽などがあります。
特に八月踊りは国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統行事で、多良間島の文化を体感できる貴重な機会です。
島内の移動手段はレンタカーが最も便利ですが、トゥクトゥクや電動キックボードなど、島ならではの移動手段も楽しめます。
宿泊施設は民宿やゲストハウスが中心で、島の人々との触れ合いを楽しめるアットホームな雰囲気が魅力です。
多良間島は観光化されていない素朴な離島であるため、コンビニやATMなどの施設は限られています。
事前に現金や必要な物資を準備し、島の自然と文化を尊重しながら、ゆったりとした島時間を満喫してください。
日常から離れた静かな時間を過ごしたい方に、多良間島は最適な旅先です。
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